春季高校野球愛知大会では、21世紀枠でセンバツに出場した豊橋工が、至学館高校と2回戦で対戦した。プロ注目の森奎真投手は9回を投げて6安打2失点と好投したが、1-2で敗れて姿を消した。
阪神スカウトが評価
豊橋工の森奎真投手はセンバツで素質の高さを見せたものの初戦で敗退していた。この日は甲子園出場の経験もある至学館高校を相手に3回に逆転のタイムリーヒットを打たれて2失点、その後は無失点に抑えて、9回6安打2失点4奪三振で完投したものの、1-2のままで試合が終わった。
この日は阪神の北村スカウトが視察、「フォームがいい。伸びしろを感じる」と評価、埼玉西武の佐藤スカウトも「甲子園で味方がエラーしても、自分を責めるコメントをしていた。高校生にはなかなかできる事ではない。好きな投手です」と人間性も評価していた。
昨年秋に143km/hの力のある球を投げていたが、その後、肩などを痛め球速はやや落ちている。それでもきれいなフォームから投げられる角度のある球が質が高い。夏はノーシードからの戦いとなるが、練習試合等も似スカウトが足を運ぶ事になりそうだ。
森奎痛恨、豊橋工 初戦敗退 中日スポーツ紙面 2015/4/13
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