来年のセンバツ出場校と注目選手は?

高校野球ドラフトニュース 2016年ドラフトニュース

明治神宮大会は四国代表の高松商が優勝し、来年のセンバツ出場枠の「明治神宮枠」が四国に割り振られることが決まった。来年1月末に決定するセンバツの出場校を予想し、注目選手を紹介する。

北海道1

北海道は1枠、北海道大会で優勝した札幌第一の出場で間違いなし。明治神宮大会では1回戦で東京代表の関東第一に7-4で勝利、主軸では捕手の銭目悠之介選手、また2番の辻陸人選手や9番の兼村京佑選手の活躍が目立った。辻選手は小学6年時に12球団ジュニアトーナメントのファイターズジュニアの主将だった。投手では上出拓真投手が、最速は138キロで制球もまだまだだが182cmの身長があり成長を期待したい。

札幌第一高校のドラフト候補選手の動画とみんなの評価

東北2

東北は2枠、優勝した青森山田は出場確実、準優勝も青森勢の八戸学院光星で、青森から2校となるか、それとも優勝した青森山田に準決勝で1-5で敗れている盛岡大付となるか。最近は地域性よりも結果が優先される事も多く、青森2校になると予想する。

青森山田は明治神宮大会で東邦高校に勝利、4番の三森大貴選手が注目された。坪井友哉投手、堀岡隼人投手と二人の投手を擁するが大会では課題も見せている。

八戸学院光星はスワローズジュニアでプレーした事もあるエースの櫻井一樹投手が良いときは手が付けられないピッチングを見せる。1年生で181cmの潘亮銘投手なども注目の投手。

青森山田高校のドラフト候補選手の動画とみんなの評価

八戸学院光星高校のドラフト候補選手の動画とみんなの評価

関東・東京6

毎年もめるのが関東、関東大会のベスト4と東京大会の優勝チームの1校はすんなり決まるが、残りの1枠を、関東のベスト8から1チームを選ぶか東京の準優勝チームを選ぶかという事になるが、今年は特に難しそうだ。

東京準優勝の二松学舎大付はエース・大江竜聖投手と今村大輝捕手のバッテリーがおり、東京大会決勝では4-3と惜しくも敗れた。一方関東大会のベスト8の中ではプロ注目左腕の高橋昂也を擁し、優勝した木更津総合に1-2と惜敗した花咲徳栄が有力で、プロ注目左腕がいる2校から選択されるとみられる。

明治神宮大会では関東第一も木更津総合も初戦で敗退しており、最終的には地域制ならば花咲徳栄、準優勝という結果なら二松学舎大付となる。花咲徳栄は埼玉大会で浦和学院に敗れて2位となっており、その浦和学院が関東大会でスーパーシードで敗れた事も影響するかもしれない。

関東第一は夏の甲子園でベンチ入りした選手がいるが、明治神宮大会では登板した4投手がすべて失点し、打線でも相手投手がスキを見せたもののたたみかけられずに敗退し課題を残した。

木更津総合はプロ注目の早川隆久投手と大阪桐蔭の高山優希投手からホームランを放った大型1年生・峯村貴希選手が注目される。常総学院は今年のセンバツベスト4となったエースの鈴木昭汰投手に1年生で4番を打ちホームランを量産した宮里豊汰選手、1年でレギュラーとして活躍する陶山勇軌選手など選手層が厚い。

東海大甲府も1年時から主力を打つ松岡隼祐選手や大岡稜選手、エースの菊地大輝選手や1年生でも亀田啓太捕手など逸材がそろい、桐生第一もエース内池翔投手と1年生4番でU15代表だった鏑木風雅選手など注目選手がいる。

関東第一高校のドラフト候補選手の動画とみんなの評価

木更津総合高校のドラフト候補選手の動画とみんなの評価

常総学院高校のドラフト候補選手の動画とみんなの評価

東海大甲府のドラフト候補選手の動画とみんなの評価

桐生第一高校のドラフト候補選手の動画とみんなの評価

北信越2

優勝した敦賀気比、準優勝の福井工大福井とも準決勝では点差をつけて勝利し、福井から2校の出場となりそうだ。敦賀気比はエースの188cm右腕・山崎颯一郎投手が登板し明治神宮大会準優勝となったものの、もう一皮むけてこない。ただしプロのスカウトが注目する投手でセンバツの注目投手の一人となる。他にも3番の林中勇輝選手も評価が高い。

工大福井は田中嵐士投手、福田翔人投手など複数の投手を登板させたが、エースとして飛び抜ける投手は出てこなかった。みんな身長もあり力もある投手でこの冬に誰が出てくるか期待。185cmの氏家知輝選手は通算26本塁打に142キロの速球を投げ、4番でエースになる力がある。

敦賀気比高校のドラフト候補選手の動画とみんなの評価

福井工大福井高校のドラフト候補選手の動画とみんなの評価

東海2

東海は東邦高校、いなべ総合の2校が確実とみられる。東邦高校はエース・藤嶋健人投手が投げては146キロを記録し、打っても明治神宮大会で1試合2発を記録、その打力は多くのスカウトを注目させた。控えの近久輝投手も145キロを記録し力がある。いなべ総合は1年生の渡辺啓五投手が三重大会3位決定戦で15奪三振完投勝利を挙げ注目される。

東邦高校のドラフト候補選手の動画とみんなの評価

いなべ総合学園高校のドラフト候補選手の動画とみんなの評価

近畿6

近畿大会でベスト4の大阪桐蔭、滋賀学園、明石商、龍谷大平安は順当、残り2校については、大阪桐蔭に4-9で敗れた奈良1位の智弁学園と、準優勝の滋賀学園に0-1と惜敗した兵庫の報徳学園が有力。

大阪桐蔭はなんといっても明治神宮大会で150キロピッチングを見せた高山優希投手が注目で、センバツでも最大の目玉となりそうだ。滋賀学園は近畿大会決勝で大阪桐蔭に2-3で敗退した時に粘りの投球を見せた神村月光投手、3番捕手で長打力のある後藤克基捕手、1番の徳留魁人選手も注目。

明石商も好投手の吉高壮投手などが注目、龍谷大平安は市岡奏馬投手は好投手の一人。

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中国・四国5+四国1

中国四国は例年5枠、それぞれの優勝、準優勝チームは順当に決まり、5校目はそれぞれのベスト4から選ばれるが毎年選考に苦労する。今年は四国の高松商が優勝して四国が明治神宮枠で3校目までは出場できるが、6校目についてはどちらから出るかはわからない。

中国の優勝は創志学園、エースの高田萌生投手は150キロを投げる投手で、明治神宮大会では敦賀気比に4失点とピリッとした投球は出来なかったがフォームも問題なく成長が期待できる投手だった。準優勝の南陽工業は重冨将希投手と藤本大輔投手の2本柱だが、重冨選手は主軸としてホームランを打つなど長打力が、藤本選手は強肩捕手として評価されるかもしれない。

四国大会優勝の高松商は捕手・植田響介選手を中心にエース・浦大揮投手、美濃晃成の投打の活躍で全国制覇、マークされることになる。準優勝の明徳義塾は球のキレが素晴らしくエースとなった中野恭聖投手が中心か。なかでも4番を打つ捕手の古賀優大選手は1年時からプロが注目している。

中国3校目は済美が有力。全国覇者の高松商に準決勝で5-6と1点差で敗れた。上甲監督が亡くなり監督が交代してから初の甲子園出場となりそうだ。もう1校は四国ベスト4で明徳義塾に3-4で敗れた土佐と、中国大会で創志学園に0-5で敗れた開星が候補。地域性では開星という事になるが、内容や高松商が全国制覇したという事からもレベルが高かったとみられる四国の土佐が有利か。

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九州4

九州は4枠なのでベスト4がすんなり決まるものとみられる。優勝した秀岳館は鍛治舎監督の元に優秀な選手が集まり、九鬼隆平選手や堀江航平投手は光るものがあった。天本昂佑選手も中学時代から注目されている。準優勝の長崎海星は永石拓武選手が決勝で2安打を記録したものの2-13で秀岳館に大敗、投手が課題。

ベスト4の日南学園の鹿児島実も確実だろう。鹿児島実は夏の甲子園で良いバッティングを見せた綿屋樹選手の成長に期待したい。

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