東東京大会では日本ウェルネスの渡部健人選手が2打席連続弾を放った。
105キロ巨漢スラッガー
渡部健人選手はこの日、5回に真ん中の変化球を神宮球場の左中間スタンドに放り込むと、6回にはレフトスタンド中段に2ランホームランを放った。
高校は横浜商大付に入学し、1年春からレギュラーとして出場するなど期待をされた。しかし事情により通信制の日本ウェルネスに転向し、規則により2年生の1年間は公式戦に出場できなかった。
175cmながら105kgの体型だが、運動神経が高く50m6秒台前半の足があり、遊撃手としてプレーをする。この日みせた長打力もあり、非常に楽しみな選手。
1点リードの五回に甘く入った変化球を左中間最深部へ運び、続く六回にも左翼席中段に駄目押しの2ラン。2011年東京創部の新設校を、初の5回戦に導いた。
強豪・中本牧シニア出身でフィリピン人の母と日本人の父を持つ渡部は、横浜商大高に入学して1年春で定位置を奪うほどだったが、家庭の事情で冬には転校。規則で1年間は公式戦に出場できなかった。
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