東東京大会では城東高校が東海大高輪台に4-3で勝利し、準々決勝に進出した。プロ注目の145キロ右腕・関根智輝投手が先発し完投した。
体調不良から
182cm86kgの体があり145キロの速球を投げる関根智輝投手は、今大会の初戦前に胃腸炎で39度越えの熱を出し、15日の初戦にはナインより「お前がいなくても勝つから今日は来なくていい」と自宅療養を指示されていた。
そして17日の安田学園戦では8回1アウトからリリーフ登板し復帰すると、この日の東海大高輪台戦では先発し初回に連打で2失点したがそれでも9回7安打3失点、142キロを記録したストレートで7つの三振を奪って踏ん張り1点差で勝利を手にした。
この日は神宮第2球場で試合が行われ、9球団のスカウトが視察に訪れた。日本ウェルネスや帝京などの注目選手がいたが、メインは関根投手の状態の確認だったとみられる。調子は良くなかったものの先発して完投し、力を見せる事はできた。
準々決勝は帝京と対戦する。
エースはこの日の最速は142キロで、1週間前に胃腸炎にかかった影響で完調とはいかず、「体が重かった。球が走らず、コントロールが悪かった。今日は味方に助けられた」と反省しきりだった。
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