仙台育英・佐藤世那投手も復調、最速146km/h記録

仙台育英, 佐藤世那

 仙台育英の佐藤世那投手も、自己最速となる146km/hを記録するなど、140km/h台の速球で押すピッチングを見せ、復活の投球となった。

ノースロー調整から

 昨年秋から続いていた右ひじのはく離骨折による痛みによって、6月はノースローで調整をしていた佐藤世那投手、宮城大会準決勝では1アウトの取れずに3失点し降板も、決勝では8回無失点の好投をみせていた。

 この日は初回に146km/hを記録、テイクバックの大きなフォームではあるが、腕で投げる感じからやや変わっているようにも見える。高めに浮いたものの速球は伸びがあり、打者はボール球でも空振りした。そして外角への小さく曲がるスライダーと大きく曲がるスライダー、フォークでタイミングを外して打者を打ち取った。

 序盤に球数を費やしたものの、ペースをつかんだ終盤は危なげない投球だった。8回120球を投げて4安打7奪三振3四死球で1失点、復活というよりもむしろ新生の投球にも感じられた。高校生でこれだけの力強い球を投げられる投手は少ない。プロ志望するかはわからないが力は十分ある。

2015年度-高校生投手-右投のドラフト候補リスト

1月に右肘を剥離骨折し、満足に練習できないまま臨んだ今春センバツは2回戦で、優勝した敦賀気比(福井)に競り負けた。最後の夏を迎えても6月10日から約1カ月間もノースロー調整が続き、宮城大会準決勝では先発しながら1死も取れずに降板していた。それでも最速146キロを計測し「もっと良くなる」と次戦を見据えた。


PAGE TOP