社会人野球の日本選手権出場を決めるＪＡＢA北海道大会が行われている。今年好調のホンダとＪＲ東日本が予選グループ1位となり準決勝進出を決めた。来月の都市対抗野球に向けて、各チームとも多くの投手が登板するなど調整もすすめられている。
順調なチーム
ホンダ、ＪＲ東日本は都市対抗に出場する。ホンダは今年は好調が続き、この日も昨年都市対抗覇者の西濃運輸に福田大輔投手や吉越亮人投手の継投で２－１で勝利、今大会では初戦でエースの石橋良太投手が好投、2戦目もベテランの櫻田裕太郎投手や仲尾次オスカル投手も継投して好投した。
ＪＲ東日本もこの日は来年のドラフト候補・進藤拓也投手と今年のドラフト候補・東條大樹投手の継投で室蘭シャークスを完封、1戦目では関谷亮太投手、2戦目はルーキーの田嶋大樹投手が先発しまずまずの投球を見せて勝利した。
他にはＮＴＴ西日本がＪＲ北海道戦で軟投派左腕の波多野利彦投手が完封すると、富士重工戦では共に大卒3年目となる吉川侑輝投手と松田拓磨投手がリレーし完封している。大阪ガスもホンダに敗れたものの、青木貴之投手が西濃運輸を完封すると、酒居知史投手や緒方悠投手などのリレーでＪＲ東日本東北を完封している。
高校生、大学生の投手の数があまり増えてこない中で、社会人投手に注目が集まる事になりそう。都市対抗では各球団のスカウトが、社会人投手に熱視線を送る事になりそうだ。
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