拓大・岸潤一郎選手は二刀流に

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 拓殖大は今年最後の練習を行った。内田監督は来年明徳義塾から加入する岸潤一郎選手について、二刀流で起用する方針を示した。

国体で2本塁打、3完投

 岸潤一郎投手は明徳義塾で1年生から4番を打ち、また1年秋からはエースとして登板をしてきた。最速146km/hの速球を記録する投手としても、シャープな打撃と野球センスで野手としても評価されていた。

 特にこの秋に行われた国体では3試合に完投し27回を5失点に抑え、打ってもサイクルヒットを達成するなど2本塁打を放ち、チームを優勝させている。18Uでもレフトで4試合に出場し台湾戦ではリリーフとしてマウンドにも登っている。決勝の韓国戦では日本唯一の打点を挙げた。

 

大学でも二刀流

 拓大の内田監督は岸選手について、「あくまで大学での練習を見てから」としたものの、「台所事情からすると投手をやってもらうが、登板のない試合は指名打者での起用も考えていきたい」と話し、メインは投手として考え、DHで打者としても出場させるプランであることが分かった。

 拓大は今年、春はエース・佃勇典投手が5勝2敗でチームは4位に、秋は佃投手が5勝5敗でチームは5位と、佃投手の力で1部に踏みとどまった感がある。しかし来年は佃投手が抜け投手陣は素質ある投手を集めているものの、実績が無く不安視されている。

 岸選手なら投手・野手いずれにしても注目される活躍を見せると思う。ただしチーム事情がこうで無ければ、立教大の佐藤拓也選手のように1年目から野手となっていたかもしれない。この状況が将来のプロ入りにどのように繋がっていくのか注目してみてゆきたい。

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 岸はエースナンバーを背負い、甲子園で通算6勝。打者としても今夏の甲子園で本塁打、長崎国体ではサイクル安打を記録するなど非凡なセンスを持つ。内田監督は「あくまで大学での練習を見てから」と前置きした上で「ウチの台所事情からすると投手をやってもらうが、登板のない試合は指名打者での起用も考えていきたい」と話した。

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