広島カープは10月5日に、マツダスタジアム内の球団事務所でスカウト会議を開き、ドラフト1位指名選手を、佐々木朗希投手、奥川恭伸投手、森下暢仁投手の3人に絞った。
1位指名選手はドラフト前日に決定
この日はドラフト上位候補についての確認や、指名候補にリストアップした約80人について、プロ志望届を提出したかどうかの確認などを行い、中位以下の指名候補15人前後の選手を映像で確認を行った。
スカウト会議を終えた苑田スカウト部長は「3人が抜けてますので、抽選、抽選になる可能性があります」と話し、ドラフト1位指名では佐々木朗希投手、奥川恭伸投手、森下暢仁投手の3人の中から指名することを決め、他球団もこの3人に指名が週痛すると予想、外れ1位、外れ外れ1位でも抽選になる可能性があると話した。
また松田オーナーは「将来性重視か即戦力か、監督の意向も聞かなくちゃいけない」と話し、この日は参加しなかった新監督にないていしている佐々岡氏の意見を聞き、佐々木投手、奥川投手、森下投手の中から誰を選んだり、また、それ以外の選手の指名についても、監督の方針を考慮して指名をしていく。
そして最終的な1位指名については、ドラフト会議前日の16日に、ドラフト指名会場のホテルで行われるスカウト会議で決定する。
広島も3人の抽選の中に飛び込むことを決めた。他球団も同じような判断になると思うが、その流れが強いと、最後に単独指名に回る球団も出てくる。ドラフト会議までの約10日の動きは激しいものとなりそうだ。
苑田聡彦スカウト統括部長(74)は「3人が(実力的に)抜けてますので、(外れ1位、外れ外れ1位と)抽選、抽選になる可能性があります」と説明。松田元(はじめ)オーナー(68)は「将来性重視か即戦力か、監督の意向も聞かなくちゃいけない」と、この日の会議に参加しなかった新監督に内定している佐々岡真司投手コーチ(52)の意見も参考にすると話した。
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