阪神、県岐阜商・高橋純平投手をドラフト1位候補に、徹底マークへ

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 阪神は県岐阜商の152km/h右腕・高橋純平投手をドラフト1位候補とし徹底マークしていく事が分かった。

152km/h右腕

 高橋純平投手は183cmの身長から152km/hの速球を投げ、この秋の東海大会では4試合33回を投げて35奪三振に自責点は1という成績で、チームを準優勝に導き来春のセンバツ出場を確実とした。

 中学時代から140km/h台を記録し、入学直後の1年時の春季大会で145km/hを記録しスタンドを驚かせた逸材で、体ができるにつれてコントロールも安定し、試合でも勝てる投手になった。センバツでの投球次第では高橋光成投手クラスかそれ以上の評価となりそうだ。

 

阪神は密着マーク

 そんな中で阪神は球団関係者が「年明けから継続的に見に行く可能性がある」と話し、担当の熊野スカウトだけでなく他の地区担当の複数のスカウトで視察を行っていく。

 阪神は2012年に高校生の怪物・藤浪晋太郎投手を獲得、2013年は大瀬良大地投手、2014年は有原航平投手と投手の1指名が続いている。昨年は安楽智大投手の指名も最後まで検討したが、最終的には有原航平投手を指名した。来年は即戦力のドラフト1位候補投手は、上原健太投手、今永昇太投手など左腕の候補が多く、阪神は結果的に岩貞祐太投手、横山雄哉投手と左腕のドラフト1位指名が続いている事から、高校生ながらも即戦力と評価している右腕の高橋純平投手が最有力となりそうだ。

2015年度-高校生投手-右投のドラフト候補リスト

 「年明けから継続的に見に行くことになるだろう」

 球団関係者が明かした。それだけの逸材だ。1メートル83、76キロの恵まれた体格を持ち、最速152キロを誇る本格派右腕。今年の秋季東海大会では各球団をはじめ、米大リーグ・ツインズも視察に訪れるなど、注目の的となっていた。球界関係者も「間違いなく、ドラフト1位の逸材。いいボールを投げている」と語るほど。県岐阜商高は同大会で準優勝を収めており、来春の選抜大会出場は確実な状況。一冬を越して、より大きな舞台でどれだけの成長を見せるのか。一気に聖地のスターになる可能性も秘めている。

 担当の熊野スカウトだけでなく、出場が決定的なセンバツでは複数スカウトでクロスチェックを行う構えだ。

 阪神の今季の先発ローテは能見、岩田、岩崎、岩貞らサウスポーの活躍が目立った。今秋のドラフト1位・横山(新日鉄住金鹿島)も左投手で、右の先発はメッセンジャー、藤浪のツインタワーしか計算できない状況。現場からも「右投手の層を厚くしないといけない」と声が上がっている。

阪神ドラ1候補に県岐阜商・高橋浮上 デイリースポーツ紙面 2014/12/23

 

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