元DeNAスカウト部長、吉田孝司氏が甲子園出場高校生を評価、智弁学園・前川選手、明桜・風間投手など挙げる

元横浜DeNAのスカウ部長・吉田孝司氏が甲子園に出場した高校生を評価し、大阪桐蔭の池田陵真選手、敦賀気比の大島正樹選手、前川誠太選手などの名前を挙げた。

日大山形・滝口琉偉投手も評価

野手では智弁学園の前川右京選手について、「筋力がついて、体つきもいい。振る強さがついてきた印象」と評価し、大阪桐蔭の池田陵真選手と並んで「大砲として今後の成長が楽しみな選手」とした。

敦賀気比の大島正樹選手、前川誠太選手の二人も「いい動きをしていた。前川は三遊間の深い位置からの強肩が目立った。」と評価、1回戦で5安打を放った松商学園の織茂秀喜選手は「ヘッドが利いて、シャープなスイングをしていた」と評価した。

投手では明桜の風間球打投手を「体もガッシリしているし、フォームに間ができればさらにスピードは出そうだ」と評価、二松学舎大付の秋山正雲投手を「上背は無いが、キレが良い。シュート系の落ちる球を覚えれば、面白い素材」と評価した。

専大松戸の深沢鳳介投手には「昔の鹿取を連想させる投手。」と評価し、日大山形の滝口琉偉投手に「投げっぷりが良かった」と評価した。また、近江の山田陽翔投手など、「2年生にも好素材が目立った」と評価した。

吉田孝司氏が見た今大会注目選手　スポーツニッポン紙面　2021/8/22