【高校野球】197センチの超大型右腕・新宮高の藤井悠貴投手が15奪三振、7球団視察し中日・オリックスが評価

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197センチ105キロの恵まれた体格を誇る新宮高(福岡)の超大型右腕・藤井悠貴投手(3年)が、7月8日の福岡大会で圧巻の投球を披露した。甲子園出場経験もある自由ケ丘を相手に9回5安打2失点で完投。15奪三振の熱投で、進学校として知られる新宮の5年ぶりとなる夏1勝に貢献した。この日は7球団のスカウトが視察に訪れ、中日、オリックスのスカウトが評価した。

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初回3者連続三振、逆転許すも我慢の投球で完投

藤井悠貴投手は197cmの長身から最速146キロの速球を投げる大型右腕として注目されている。この日は初回から3者連続三振と好スタートを切るなど、「球が走っていた」と自身も立ち上がりに手応えを口にした。

2回に3死球でピンチを招くと、暴投で同点に追いつかれ、適時打を浴びて逆転を許した。それでも「正直、めちゃくちゃ焦っていたけど、マウンドではいつも通り投げようと思った」(スポーツニッポン)と、ひょうひょうとした表情で味方の反撃を我慢強く待った。

7回に同点に追いつくと、9回に味方が3点を勝ち越し。130球、15奪三振の熱投は報われ、5―2で自由ケ丘を撃破した。球場のスピードガンでは144キロをマークした。被安打5、6四死球と制球には課題を残したが、「まず1勝できてうれしい」と感慨に浸った。

緩急のついた投球を目指し、春からカーブを磨いてきた。それにより投球に安定感が増し、この日の課題となる制球が崩れる場面もあったが、そこでも持ちこたえて見せた。

ドラフト1位候補・菰田陽生投手を上回る197センチ「自分も負けず全国的に」

この日は7球団のスカウトが視察し、中日、オリックスが評価をしている。

中日・永野吉成アマチーフスカウト:「一番いいのは、ちょっとタイミングの取りづらい真っ直ぐ」

中日・三瀬幸司スカウト:「手足が長いがうまくボールを操れている。球速も上がってワンランク上がった」

オリックス・縞田拓弥スカウト:「球速が上がり球の力が出てきた」

「電車も小さくて。自動販売機の上が見えることも…」と話す規格外の体格である身長197センチの藤井投手は、今秋ドラフト1位候補に挙がる山梨学院高の最速152キロ二刀流右腕・菰田陽生投手(3年)の195センチを上回るサイズだ。「菰田くんは全国的。自分も負けず全国的に有名になりたい」と話し、ドラフト1位候補として注目される二刀流を意識しながら、自らも大いにアピールをしていく。

3回戦は強豪・飯塚「みんなをびっくりさせたい」

3回戦の相手は、春の福岡大会を制し過去に甲子園出場経験もある強豪・飯塚だ。格上との一戦を前に、藤井投手は「自分たちはチャレンジャー。新宮強いなって、みんなをびっくりさせたいです」と力を込めた。

進学校の超大型右腕がどんな投球を見せるか、今秋のドラフトに向けて、スカウトの視線も一層熱を帯びることになりそうだ。

【藤井 悠貴】 プロフィール

  • 氏名: 藤井悠貴(ふじい・ゆうき)
  • 所属: 新宮高校(3年)
  • 出身: 福岡県(小学1年時に野球を始め、宇美中では軟式野球部でプレー)
  • ポジション: 投手
  • 投打: 右投右打
  • 身長・体重: 197cm、105kg
  • 主な特徴や実績: 最速146キロの直球に、春から磨いてきたカーブで緩急をつける197センチの超大型右腕。高校では1年秋からベンチ入りし、2年春から背番号「1」を背負う。2008年4月2日生まれの18歳で、靴のサイズは31センチという規格外の体格を誇る。7月8日の福岡大会では甲子園出場経験のある自由ケ丘を相手に9回5安打2失点、15奪三振で完投し、進学校・新宮の5年ぶりの夏1勝に貢献した。全国区の存在となることを目指し、さらなる飛躍が期待される。
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この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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