都市対抗野球大会ではトヨタ自動車が木下拓哉捕手の3安打2打点の活躍でJR北海道に勝利した。巨人はこの試合をスカウト7人態勢で視察している。
大学時代より注目
トヨタ自動車の木下拓哉捕手はこの春にホームランを連発するなど打撃も好調で、トヨタ自動車の4番を務める。この日のJR北海道戦も4番で出場すると、初回にタイムリーを放つなど3打数3安打2打点の活躍を見せた。
また守っても2盗を刺し、ベテランの佐竹投手の完封勝利を引き出すなど好守に活躍が光った。
木下選手は法政大時代に西浦直亨選手(2013年東京ヤクルトドラフト2位)、大城戸匠理選手(Honda鈴鹿)、河合完治選手(トヨタ自動車)と共にドラフト候補カルテットとして注目された。当時は巨人のスカウトが高く評価をしていた。
この日も巨人は7人態勢で視察、全国大会という事もありスカウトが集結するのは当たり前ではあるが、この日は松尾GM補佐なども視察を行った。その松尾GM補佐は「ベテラン投手を堂々とリードするなどリーダーシップがありそう。3安打も評価できます」と話した。
2013年ドラフト1位の小林誠司捕手の育成が続く巨人だが、ライバルとして競っていく存在も必要だろう。国学院久我山の了海航捕手などにも興味を示す巨人、捕手は補強ポイントに入っているとみられる。
巨人7人視察「リード堂々」 スポーツ報知紙面 2015/7/23
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