亜細亜大で1年時よりセカンドとして活躍し、今年は主将としてチームを引っ張った北村祥治選手は、プロ入りよりも息の長い選手を目指すと話した。
プロ志望も
北村祥治選手は今年のドラフト会議でプロ志望届を提出し指名を待ったが、12球団からの指名はなかった。藤岡裕大選手とともにトヨタ自動車に進むことを決めた北村選手だが、2年後に再びドラフト指名候補となることについて「プロのいきたい気持ちより、1年でも長く野球をやりたい気持ちの方が強い。息の長い選手。年を重ねても必要とされるプレーヤーでいたい」と話し、プロのこだわることなく、社会人野球でも長年チームを引っ張っていける選手を目標としていることを明らかにした。
北村選手は星稜高校時から卓越した内野守備と打撃センスにプロが注目し、亜細亜大では1年春から活躍を見せ、4年間で6度のリーグ制覇に貢献するなど活躍を見せた。しかし2番打者としてチームプレーに徹したり、捕手が手薄になると捕手の練習をしたりと、チームに貢献する姿勢が特に目立っており、それが逆にプロへのアピールにはマイナスとなった面もなくはない。
やはり社会人野球よりもプロ野球の方が断然上のレベルにある。そこでできる力がある以上はそこでのプレーを目指してほしいし、セカンドへのこだわりも見せてほしいし、打撃でも鋭い打球を打てる選手になってさらに成長して欲しい。
2年後には再びドラフト候補として名前が挙がってくるのを待ちたい。
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亜大藤岡&北村はトヨタ自動車 日刊スポーツ紙面 2015/12/30
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