都市対抗南関東2次予選では、Hondaの外野手・吉田叡生選手が2本塁打を放ち、視察した6球団のスカウトにアピールした。
2発
この日のハナマウイ戦では、第1打席、第2打席は空振り三振に倒れたが、5回にライトスタンド上段へのホームランを放つと、8回ににもライトスタンドに放り込んだ。
吉田選手は中央大時代に4年春の東都リーグ戦で首位打者に輝くなど活躍し、プロも注目した。しかしプロ志望届を提出したもののドラフト会議では指名されず、Hondaに進み今年2年目で再びドラフト解禁となる。
スタンドには6球団のスカウトが訪れていたが、千葉ロッテの榎チーフスカウトは「強く振れるのは大きな魅力。チャンスはあると思う」と話した。吉田選手も「この日のホームランで「指1本分短くバットを持って打席に入った。良いアピールになったかなと思う」と話す。
左打ちの外野手というのは、プロ野球でも柳田選手、丸選手、筒香選手などの強打者がおり、それらの選手と比較される社会人選手は、2018年の近本光司選手(阪神1位)や2017年の神里和毅選手(DeNA2位)など社会人トップクラスのスピードがある選手でないと指名は難しいポジションにある。
ただし、巨人や中日など強打の外野手を探す球団も少なくなく、特に近本選手のようにドラフト前に勢いを見せれば、指名のチャンスはあると思う。おそらくプロの1軍半レベルにはいると思う吉田選手、プロのスカウトが獲得したいと思わせる活躍に注目したい。
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この日は6球団のスカウトが視察。ロッテの榎康弘チーフスカウトは「強く振れるのは大きな魅力。(指名される)チャンスはあると思う」と評価した。
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