東北福祉大の151キロ右腕・佐藤優投手が宮城教育大戦に登板すると、4四死球を与えたものの5回2安打無失点で勝利した。この試合には4球団のスカウトが視察に訪れた。
プロ志望も
佐藤優投手は185cmの長身右腕で、最速は151キロを記録している。古川学園高校時代から大型右腕としてプロから注目されていたが、柔らかいフォームからの速球はプロのスカウトも評価も高く、この日も4球団のスカウトが視察に訪れた。
性格に大人しいところがあり目立ったアピールはまだできていないが、この日はやや力に差のある宮城教育大を相手に5回を投げて2安打無失点、4四死球と制球が定まらないところもあったがリーグ通算9勝目を飾った。
大学4年生の今年はプロも意識している。佐藤投手はプロからの評価について「気になります」と話した。本人がプロでやりたいという気持ちが強ければ、プロ側もドラフト会議で指名するだろう。しかしまずは「リーグ後半まで最高の状態に持っていきたい」と話し、リーグでともに注目される仙台大・熊原健人投手や東北学院大・本田圭佑投手との対決に臨む。
熊原投手はすでにプロ志望届を提出、本田投手も志望届を提出する見込みで、仙台六大学の三羽ガラスがどのような進路をとるのか注目される。
東北福祉大・佐藤、秋1勝 4球団スカウト視察 – 大学・社会人 : 日刊スポーツ 2015/9/14
東北福祉大の最速151キロのエース佐藤が、制球に苦しみながらも今秋初白星を挙げた。フルカウントから4四球と制球を乱したが、要所は締めた。ネット裏ではプロ4球団のスカウトも視察。まだプロ志望届は出していないが、佐藤は「(プロの評価は)気になります。リーグ後半まで最高の状態に持っていきたい」と意欲を見せた。
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