オリックス、平成国際大・佐野泰雄投手をドラフト上位候補に

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 オリックスが平成国際大の146km/hを投げる左腕・佐野泰雄投手をドラフト上位候補にリストアップしていることが分かった。佐野投手は社会人入りという話しもあったが本人はプロを志望しているようだ。

今春7勝の左腕エース

 佐野泰雄投手は177cmの左腕投手で最速146km/hの速球を投げ、カーブ、チェンジアップ、スライダー、フォーク、カットなど多彩な変化球を持つ。今春は7勝を挙げるなどリーグ通算24勝をしているエースで、大学1年時から活躍をしている。

 元々、和光高校出身で野球では強豪というチームではなかったが、高校時も142km/hを投げる左腕として、巨人、広島などプロ8球団が注目しており、今年も複数の球団スカウトが視察をしている。

 試合では大量失点し敗れる場面もあるものの、ストレートでインコースを攻め続けたり、延長戦も一人で投げ切るなどパワーを感じさせる投手だ。

 

オリックスは素質を評価

 オリックスは球団関係者が佐野投手について「荒削りな面もあるが身体能力はずば抜けている。いくらでも投げそうなタフな体力を持っている優れた素材」と評価した。

 即戦力左腕というよりは将来性を評価し、プロで鍛えて鍛えて一流の左腕投手にするという方針のようだ。そのためドラフト1位、2位というのは難しいかもしれないが、3位、4位当たりで指名されるかもしれない。

 佐野投手は社会人入りという話しもあったが、本人はプロ志望のようだ。今後他球団からも名前が出てくるかもしれない。

 

オリックスのドラフト

 オリックスは今年は何と言っても金子千尋投手の動向が注目される。FAで移籍というのが既成事実のような形で進んでおり、エースが抜ける可能性がある。

 そのためドラフト会議では1位では即戦力投手の指名となりそうだが、それでも済美・安楽智大投手、前橋育英・高橋光成投手にもマークを続けており、西勇輝投手にように早くから出てきそうな高校生の指名の可能性もある。

 また上位候補として九州国際大付の清水優心捕手、春江工・坂井の栗原陵矢捕手や高松北の左腕・塹江敦哉投手、横浜高校の浅間大基選手など、素質型の選手の名前が挙がっている。

 1位2位のどちらかは即戦力投手の指名となりそうだが、それ以外は昨年同様に将来性重視の指名となるかもしれない。特に左腕投手として塹江投手と佐野投手など素質の高い投手を指名してきそうだ。

 

  球団関係者は「粗削りな面もあるが身体能力はずばぬけている。いくらでも投げそうなタフな体力を持っている。優れた素材」と評価している。今年は早大・有原航平投手(4年)、済美・安楽智大投手(3年)ら投手の逸材がそろっており、佐野についても球団は調査を続ける。

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