福岡ソフトバンクは、高校通算93本塁打を記録している初芝橋本の黒瀬健太選手をドラフト指名候補としてリストアップしていることが分かった。
小川編成育成部長が興味
福岡ソフトバンクの小川育成編成部長は、黒瀬健太捕手について、「長打力もあるし、夏ごろになるかもしれないが、投げられるようになってから見てみたい」と、打てる捕手として注目している。
チームでは城島選手以降は、細川選手、鶴岡選手など他球団から獲得してきた捕手が主にマスクをかぶっているが、細川選手が35歳、鶴岡選手が34歳とベテランとなり、若手捕手を育てる事が課題となっている。
山下斐紹選手などが活躍の兆しも見せるものの、1軍に挙がると故障で2軍に落ちるなど安定していない。昨年はドラフト2位で栗原陵矢捕手を指名、今年は打撃型捕手として、黒瀬選手を狙う。
木製バットで挑む
黒瀬健太選手は高校通算93本塁打を記録している。昨年秋には推定140m弾を、11月には1試合5打数5本塁打を記録するなど、高校を代表するスラッガーとして注目され、最近では「木製バットの方が飛ぶ」と話し、金属バットが許されている中で、木製バットで打席に立ち、13日の八頭との練習試合で通算93本目のホームランを放った。
捕手としては、4月に右肩甲下筋腱を損傷し、まだ思うようには投げられていないようだが、夏までには復活の見込みだという。
おそらく打撃だけでも指名はされると思うが、捕手として強い送球が見せられれば評価が上がっていきそうだ。夏の注目選手の一人となる。
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