阪神はスカウト会議を開き、ドラフト会議の指名シミュレーションを行った。
ドラフト会議の1位指名は九州共立大の大瀬良大地投手とJR東日本の吉田一将投手の2人に絞られているが、デイリースポーツによると、大瀬良大地投手の評価が高く指名の可能性が高いとのことだ。記事によると田中スカウトが下級生の頃から視察しており、中村GMも視察をして「即戦力候補の一人、楽しみな選手」と発言したという事しかなく関係者の新たな発言は無い。
ちなみにニッカンスポーツ等では1位は二人のまま、スポーツ報知は吉田投手に絞り込んだとしている。デイリースポーツは阪神の情報に強いため何か情報を掴んでいるのか、それとも先日まで1位指名を大阪桐蔭・森友哉捕手としていた事もあり、今回も記事の内容としては憶測的で何か意図を含んでいるのか、この日の会議で阪神関係者が1位候補を公表しなかった事から、結果が分かるのはドラフト会議当日という事になりそうだ。
また外れ1位候補について、ニッカンスポーツが詳細な記事を書いており、外れ1位の候補を大阪桐蔭・森友哉捕手、日本生命・柿田裕太投手などに絞り込み、さらに横浜商大の148km/h左腕・岩貞祐太投手もリストに残したとの事だ。基本線は即戦力投手で柿田裕太投手の可能性が高いが、森友哉選手が残っていた場合には森友哉選手を指名し、2位で捕手を指名するところで、即戦力右腕、または岩貞祐太投手など左腕投手の指名という事になるだろうか。
岩貞祐太投手は速球も変化球も力がある投手で実績も十分で横浜DeNAの吉田スカウト部長も「2巡目には残っていない」と評価している。しかし、フォームやコントロールに課題もあり、1年目の春からローテーションでというよりは、少し時間をかけてからという素材型の投手でもある。
あくまで阪神が即戦力を狙うという事であれば、外れ1位では柿田裕太投手の指名になりそうだ。
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