大阪桐蔭1年の森陽樹投手が151キロ、報徳学園を2回ノーヒット4奪三振

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秋季高校野球近畿大会の準々決勝では、大阪桐蔭が報徳学園に勝利し、センバツ出場を確実にした。1年生の森陽樹投手がこの日もリリーフで登板すると151キロの速球を投げ、報徳学園を2回でノーヒット4奪三振と完璧に封じた。

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2回4奪三振

森陽樹投手は189cm86kgと高校1年生ながら体が大きくガッシリとしている。高校入学時には142キロを記録しており、その球が夏には147キロ、そしてこの近畿大会1回戦・高田商戦で151キロを記録した。

この日は昨年のセンバツで準優勝している報徳学園を相手に、4−3とリードした場面で8回から森投手が登板すると、ストレートは150キロ、151キロを計測し、2回を投げてノーヒット4奪三振無失点、最後の打者も150キロのストレートで空振り三振を奪った。「緊張感なく、いつも通り試合に入れました。バットに当たってもファウルが多かったので押せているなと思いました」と話し、「絶対に勝つという強い気持ちでした。持ち味の直球を自信持って投げられました」と話した。

26日のドラフト会議では、先輩の前田悠伍投手がドラフト1位で指名を受けたが、前田投手も1年生の時の近畿大会で圧倒的な投球を見せ、この投球があったからこそ、2年時、3年時になかなか球速が伸びなくても評価が下がることはなかった。

森投手も「2年後は、自分が前田さんと同じ1位指名されるように頑張ろうと思いました」と話し、2年後のドラフト1位指名を目指す。西谷監督も「1年生で荒削りな部分もあるが、スケールは大きい。大きく大きく育てたい」と話した。

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