センバツ出場を決めている浦和学院は、この日、高校にてセンバツ旗授与式が行われた。昨年の明治神宮大会で準優勝し、2年ぶりのセンバツ優勝の期待が高まるチームで、エースの江口奨理投手も順調のようだ。
エースは順調
江口奨理投手は173cmと小柄な左腕で球速も130km/h前後だが、キレのあるストレートに変化球と、打者を見ながら配球するテクニックで、関東大会で2試合連続完封、明治神宮大会でも準優勝に勝ち進む原動力となっている。
その江口投手だが、体を強くするためにこのオフは1日白米を4kg食べることを決め、1日6~7食に分けて食べているという。体力トレーニングにも耐えられる体ができ、チーム内では調子を崩す選手が多かったというが、江口投手は風邪も無く順調に仕上がっているようだ。
ドラフト候補としては体が大きくない事もあり、大学や社会人で経験を積んでからという感じではあるが、小島和哉投手のような抜群のキレのある速球でこの1年を戦い、将来のプロ入りのステップを高くしてほしい。
浦和学院は遊撃手で主将の津田翔希選手やセカンドで攻守に巧みさを見せる臺浩卓選手、4番を打つ山崎滉太選手など、素質型の選手が多い。2年前のチームでも高田涼太選手が3本塁打を放ち、竹村春樹選手、山根佑太選手といった選手がセンバツで活躍をして注目をされた。
今年もブレークする選手が出てくるとみられる。注目したい。
浦学エース食トレ 日刊スポーツ紙面 2015/2/15
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