来年のドラフト候補・猪田和希選手の本塁打で神戸国際大付がセンバツ当確

高校野球ドラフトニュース 2017年ドラフトニュース

秋季高校野球近畿大会では神戸国際大付が上宮太子に11-3で勝利しベスト4入りを決めた。7年ぶりのセンバツ出場が当確となった。

ドラフト候補捕手

神戸国際大付は捕手の猪田和希選手が来年のドラフト候補に挙がっている。もともとは137キロの速球を投げる投手だったが現在は捕手一本でプレーしている。

近畿大会決勝では顔面に死球を受けて鼻骨、ほお骨など4か所を骨折したが、「手術したら1カ月は安静と言われたので」と手術を回避したという。その猪田選手はこの日、2ランホームランを放つ活躍を見せた。「詰まったけど右手で押し込めた」と話し、逆方向のライトスタンドへのホームランに笑顔を見せた。

これでベスト4進出を決め、センバツ出場が当確となった。強肩強打の捕手として、猪田選手の名前を覚えておきたい。

近畿大会は履正社が高田商に7-0でコールド勝利、滋賀学園が報徳学園に1-0で勝利した。ベスト4に進出した大阪桐蔭、履正社、滋賀学園、神戸国際大付はセンバツ出場が確実とみられ、また5校目には優勝したチームに敗れたチームか、または準々決勝で接戦を演じた報徳学園が有力か。ただし地域性で大阪2校、兵庫2校となることをどう見るかだろう。

2017年度-高校生-近畿のドラフト候補リスト

鈍い打球音を奏でながらも、打球は力強く伸びていった。「詰まったけど右手で押し込めた」と猪田。高々と舞い上がった白球は右翼席に飛び込み、右手を振り上げて圧倒的なパワーを誇示した。

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