巨人ドラフト1位ルーキー・岡本和真選手に内田打撃コーチ絶賛

巨人ルーキーニュース

 巨人のドラフト1位ルーキー・岡本和真選手について、昨年まで広島の2軍で監督を務めるなど、広島カープと巨人でコーチを務め、今年から2軍打撃コーチとなる内田順三氏が視察をし、高校生でトップクラスと評価をした。

名伯楽

 内田順三コーチは、1983年から93年まで広島、94年から02年まで巨人、03年から05年まで広島、06年から07年は巨人、08年から14年は広島でコーチや2軍監督等を務め、そして15年から巨人の2軍打撃コーチに就任する。これまで、広島の前田智徳選手や江藤選手、金本選手等を育て、近年でも堂林選手や丸選手、鈴木誠也選手といった高校生を1軍の主軸に育てた実績を持つ。

 この日、新人合同自主トレでティーバッティングとマシンを相手に打撃を行った岡本選手を内田コーチが視察すると、「いい打者の条件である始動の早さと柔らかさを感じた。」と話し、「たずさわった高校生ではトップクラス」と評価をした。

 

マシン相手に苦戦も

 この日の岡本選手はマシンを相手に差し込まれるなど、「駄目でした。全然タイミングが合わなかった。体が開いてヘッドが出てこなかった」と話したものの、113球中31球を見逃すなど、目を慣らしているような感じでもあったようだ。

 飾った言葉を話さない岡本選手、自分のことを謙虚に正直に話す所も印象的で、これから内田コーチの指導のもとに、どんな選手に成長していくのか非常に楽しみ。

 
 鋭い打球を連発しながらも、課題を挙げた黄金ルーキー。一方、練習を視察した内田2軍打撃コーチは何度もうなずいた。

 「いい打者の条件である始動の早さと(打撃フォームの)柔らかさを感じた。たずさわった高校生ではトップクラスですね!!」

 名伯楽が太鼓判を押した。巨人では松井、高橋由ら、広島では小早川、金本、前田らを育てた名打撃コーチは興奮を隠せなかった。特に評価したのがタイミングの取り方。始動が早く、じっくりボールを呼びこんで打つフォームに目を細めた。

 詰まらされる打球も多く、本人は「駄目でした。全然タイミングが合わなかった。体が開いてヘッドが出てこなかった」と分析。しかし、広島で江藤、前田智ら、巨人で松井らを指導した内田2軍打撃コーチは「携わった高校生でトップクラス。無駄な動きがなく、始動もスムーズ。いいバランスで振っている」と称えた。

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