侍ジャパン21U代表はチェコに大勝、今日韓国戦

北海道日本ハムドラフトニュース 侍ジャパン

 IBAF21Uワールドカップを戦う侍ジャパン21U代表は、チェコに15-1で大勝し今日韓国戦を迎える。

中村勝投手好投、4番近藤投手がホームラン

 先発したのは初戦のオーストラリア戦で6失点している中村勝投手、この日は格下の相手だったものの4回を投げて6奪三振でパーフェクトの投球を見せ、オーバーエージで選出された投手として名誉挽回のマウンドとなった。

 「この前は変化球に頼りすぎた。ストレートの練習をやってきて修正できました」と話す中村投手、平田監督も16日の決勝戦での登板も視野に入れている。

 また、4番を打っている同じく北海道日本ハムの近藤健介選手が3回に今大会1号となる3ランホームランを放った。近藤選手は2011年のアジアAAA選手権で高校日本代表としてJAPANのユニフォームを着ているが、その時は高橋周平選手や谷田成吾選手、吉永健太朗投手などとチームメイトとなり優勝を果たしている。

 当初は智弁和歌山の道端俊輔選手(現早稲田大)の控え捕手の位置にいたが、広角に打ち分ける打撃と盗塁を刺すなど強肩を見せて最後は正捕手として、またベストナインにも選ばれてプロでの活躍につながった。

 21Uでも4番としての経験、そして優勝を勝ち取ってプロでの飛躍につなげたい。

 

今日、韓国戦

 侍ジャパン21U代表は今日は韓国と対戦する。先発は北海道日本ハムで8勝を挙げている上沢直之投手が登板予定、低めに決まるストレートと変化球で韓国打線を抑えられるかに注目したい。

 日本は韓国戦に勝利すれば明日の台湾戦の勝敗にかかわらず決勝進出が決まる。そうすると、明日先発予定の森雄大投手を決勝戦にシフトする事もできる。決勝戦は阪神ドラフト1位で今大会好調の横山雄哉投手でいくのか、森雄大投手で行くのか、それとも中村勝投手でいくのか、この日の勝敗にかかる。

 

 先発の中村(日本ハム)が4回を完璧に抑えた。前回7日の豪州戦では3回2/3を6失点KOされ、「この前は変化球に頼りすぎた。ストレートの練習をやってきて修正できました」と笑顔。

 強烈な破壊音を残し、打球は右中間フェンスを越えた。1点リードの3回無死二、三塁。全試合「4番・一塁」で先発出場している近藤がスライダーを捉え、待望の1号3ランだ。他が好調だったため「自分がブレーキになっていたので(1本出て)良かった。走者がいたのでつなぐ意識でした」と安堵(あんど)の表情を見せた。

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