創価大・田中正義投手が優勝投手に、ドラフト前ラスト登板の評価は?

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創価大はこの日、流通経済大に勝利し2季ぶり43度目のリーグ優勝をした。昨日完投をした田中正義投手が、この日は9回からリリーフ登板し4人相手にノーヒット1奪三振という内容を見せた。

2失点

6点リードの9回、ノーアウト満塁の場面で田中正義投手が急遽、マウンドに上った。田中投手は押し出しの四球を与えた後、犠牲フライを許して2点を献上してしまう。しかしその後は1三振を奪うなど抑えて、10-6でチームも勝利し優勝投手となった。

球速は152キロを記録、2失点して歓喜の表情はなかったものの、「一番はホッとしたという感じ」と話した。

この日は福岡ソフトバンク、中日、埼玉西武、広島の4球団のスカウトが視察をしており、福岡ソフトバンクの山本スカウトは「完投しての連投は簡単なことではない。その中で力強い球を投げていた」と評価した。

これでチームを優勝させ、田中投手は岸監督に「笑ってドラフトを迎えられます」と話したという。

「指名がある確約はないし、ゼロの状態で待つしかない。自分が作文を書いて出すわけじゃないので」と話し、4日後に迫ったドラフト会議を待つ。

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笑みを浮かべて整列に加わった156キロ右腕は「ホッとした。優勝してドラフトを迎えられるのはよかった」。この試合で直球は最速152キロをマーク。20日のドラフト会議前、最後の登板を見守ったソフトバンク・山本省吾スカウトは「昨日先発して連投しているが、簡単なことじゃない」とうなった。

田中を視察したソフトバンク・山本スカウト「(前日に)完投して、連投するのは簡単なことじゃない。それでも、最後は強いボールも投げていた

岸監督に「笑ってドラフトを迎えられます」と言った田中は「1つスッキリしたのはよかった」と、優勝決定を喜んだ。「自分が何かできるわけじゃない」と、自然体で運命の時を待つ。

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