ヤクルトのドラフト6位・鈴木裕太投手が仮契約、チーム不祥事で会見行わず

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東京ヤクルトはドラフト6位で指名した日本文理高の鈴木裕太投手と、契約金2200万円、年俸480万円で仮契約を交わした。背番号は56。

チーム不祥事で

仮契約を交わした鈴木裕太投手だったが、記者会見は行われなかった。日本文理高校は、3年生の5人が飲酒をしていた事が発覚ており、鈴木投手はその中には入っていなかった事が発表されていた。

鈴木投手は中学時代から140キロ中盤の速球を投げ、根尾選手とともに注目中学生として紹介されたりしていた。そして高校でも最速150キロを記録し、能力的には高いものを見せていた。2年生の夏の甲子園のマウンドを経験し、1回戦で先発したものの2回2失点で降板、結果が出せず、3年生でのマウンドに期待が寄せられた。

しかし、2年秋は北信越大会準々決勝で敗れて甲子園出場を逃すと、夏も新潟大会の4回戦で新潟高校に敗れる波乱となり、プロ入りに向けて大きくアピールすることは出来なかった。

晴れの舞台は新入団選手発表の時に取っておくとして、やや寂しい仮契約日となった。鈴木投手は、「一日でも早く、神宮のマウンドに立ちたい」と話した。プロではしっかりと勝ち切ることのできる投手となり、その力を見せてほしい。

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23日に発覚した同校野球部の3年生5人による飲酒の不祥事が影響し、会見は行わなかったが、スカウトを通じて「一日でも早く、神宮のマウンドに立ちたい」とコメント。背番号は56に決まった。 

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