北照高校の監督として春5度、夏3度の甲子園出場をしていた河上監督が、退任することが発表された。昨年11月に体罰が発覚し1年間の指導停止処分を受けていた。
既に退職
河上監督は昨年11月に体罰が発覚し、停職3カ月、1年間の野球部への指導停止処分を受けており、既に同校を退職しているという。この日、学校側より野球部の選手や保護者に河上監督の退任を通達したとのこと。
河上監督は北照高校を率いて、春5度、夏3度の甲子園出場を果たした。昨年のドラフト会議では齋藤綱記選手がオリックスにドラフト5位で、また2013年には吉田雄人選手が同じくオリックスにドラフト5位で指名された。
その前にも又野知弥選手、西田明央選手(共に東京ヤクルト)、西森将司選手(横浜DeNA)などを育て、毎年プロ注目選手が出てくるなど、選手の育成にも定評があった。
しかし、どんなことがあっても体罰は許されない。河上監督は「56歳からの挑戦で、もう1度勉強し直してスタートしたい」と話している。
北照・河上監督退任 日刊スポーツ紙面 2015/3/2
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