秋季高校野球大会が各地で行われている。大阪大会では履正社が登場、来年のドラフト1位候補・寺島成輝投手が先発すると5回をパーフェクト、11三振を奪う好投を見せた。
本人は40点
履正社の寺島成輝投手は183cm86kgの大型左腕投手でストレートの最速はすでに148キロを記録し、チームではすでにエース格として認められ、夏の大阪大会の初戦、大阪桐蔭戦でも3年生の永谷暢章投手や溝田悠人投手ではなく寺島投手が先発を任された。
その試合では完投したものの大阪桐蔭に5失点し1-5で敗戦、3年生への思いや初戦敗退の悔しさをバネにこの秋はエースで4番で主将にも指名された。この日は高槻高校との試合で先発すると、5者連続を含む11奪三振を記録し5回を投げてヒットもランナーも許さずにパーフェクトで抑えた。
投げおろされる速球にバッターがついていけずに次々と空振りを奪うピッチングだったが、寺島投手は「球が浮いたりして思い通りいかなかった。40点くらい」と評価した。
早く来年のドラフト1位指名が確実視される寺島投手、来年に向けた戦いが始まった。
寺島、5回完全11K デイリースポーツ紙面 2015/9/14
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