盛岡大付の遊撃手で、夏の甲子園で4番を打ち松商学園戦でホームランを放った比嘉賢伸選手がプロ志望届を提出した。月曜日にも高野連のプロ志望選手に掲載される予定。
長打も打てる遊撃手
比嘉賢伸選手は180cm75kgの大型遊撃手で、この夏の甲子園では3番に植田拓選手を置き、4番を任された。1回戦の作新学院戦では4打数2安打2打点で昨夏王者を破る活躍を見せ、2回戦の松商学園戦ではホームランを放った。
守備でも大型遊撃手でダイナミックで俊敏なプレーを見せる。大型遊撃手として鍛えがいのありそうな選手として注目された。準々決勝で花咲徳栄に敗れ、その試合後にチームメイトの植田選手や平松竜也投手はプロ志望を口にしたが、比嘉選手は「まだ考えていません」としていた。
しかしこの日、比嘉選手が県内最初にプロ志望届を提出、「プロに挑戦できるのは数少ない選手のみ。挑戦できるのならしたい」と話しプロ志望を決断した理由を語った。
長打も打てる遊撃手、また高校生の遊撃手の候補が非常に少ない事から、個人的には指名がありそうだなと思うが、今のところはプロのスカウトの評価が挙がっている感じではない。それでもこういう選手は3位あたりで指名されたりすることもあり、ドラフト会議での指名に注目したい。
また植田選手、平松投手の動向にも注目したい。盛岡大付は10月に愛媛国体に出場する。
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