【高校野球】報徳学園の149キロ右腕・江藤達成投手が4回無失点、プロ初先発の先輩にエールの白星

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今春の近畿大会を制した報徳学園が、夏の高校野球兵庫大会の3回戦で神戸高専を10-0の5回コールドで下し、4回戦進出を決めた。先発したのは最速149キロを誇る本格派右腕・江藤達成投手(3年)。4回を1安打無失点、5奪三振と危なげない投球で今夏初登板を白星で飾り、この日プロ初先発を控える先輩・今朝丸裕喜投手にエールを送った。

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今夏初登板、直球一本で4回無失点

188cmの長身から149キロの速球を投げ下ろす江藤達成投手は、この日スライダーやカットボール、決め球のフォークといった変化球を封印し、ほとんど直球一本で神戸高専打線をねじ伏せた。4回を投げて許した安打はわずか1本、5つの三振を奪って無失点。今夏初めてのマウンドとは思えない安定感で、5回コールド勝ちの立役者となった。

「初球のストライクをしっかり取れて三者凡退で抑えられたので、しっかり波に乗っていけた。バックが点数も取ってくれたんで、とても投げやすかった」(サンケイスポーツ)と、滑り出しから好感触を示した。5回は2年生の山田投手がリリーフし、三者凡退でゲームを締めた。

188センチ、83キロというサイスがあり、決め球のフォークは「人より高さがあるんで、それは武器かなと思っている」と話す。長身を生かして落差の異なる2種類を投げ分けるまでに磨き上げてきた。直球の最速149キロは、優勝した春季大会の決勝直後の練習試合で計測したもので、着実に球速を伸ばしてきた。

先輩・今朝丸との比較を糧に「江藤がエースだと思わせる投球を」

江藤投手は、2学年上の同校OBの今朝丸裕喜投手(2024年阪神ドラフト2位)と体格や投球フォームが似ていることから、たびたび比較されてきた。同じ188センチの身長を持ちながら、高校3年時点での体つきは1回り大きく映る。それでも本人は「周りから『似てる、似てる』と言われるけど、自分は別にそんなに似てないな、と。投げ方も違うと思っている。似ているのは身長ぐらい。自分は自分らしくしっかりやるだけです」と、自らの投球スタイルを確立させている。

今夏の背番号は10。エースナンバー「1」は同学年の左の技巧派・沢田悠佑投手がつけている。今朝丸投手も3年春までは10番を背負い、その悔しさを糧に成長した経緯があり、江藤投手はその背中を追うように、「これから先の試合で『江藤がエースだ』と思わせる投球をできるように」と、チームの柱としての活躍を誓った。

その今朝丸投手は、15日の中日戦でプロ初先発を迎える。大角健二監督は「その流れに乗りたいですね」と期待を寄せた。まずは後輩たちが快勝でエールを送る形となった。

春の近畿を制した攻撃力に加え、エース格の右腕が今夏初登板で結果を残した報徳学園。江藤投手が柱としての存在感を示していけば、甲子園へのスピードも増していく。そして最後の甲子園で背番号1を背負うことができるか、プロの舞台に飛び立った先輩に続く右腕として、その投球が注目される。

【江藤 達成】 プロフィール

  • 氏名:江藤 達成
  • 所属:報徳学園高校(3年)
  • ポジション:投手
  • 投打:右投
  • 身長・体重:188cm、83kg
  • 主な特徴や実績:1メートル88の長身から投げ下ろす本格派右腕で、直球は春季大会決勝直後の練習試合で最速149キロを計測した。長身を生かした決め球のフォークは落差の異なる2種類を投げ分けるまでに磨き上げ、スライダーやカットボールも操る。第108回全国高等学校野球選手権兵庫大会の3回戦・神戸高専戦では今夏初登板ながら直球一本で4回1安打無失点、5奪三振と好投した。阪神・今朝丸裕喜投手に続く報徳学園のエースとして、さらなる成長が期待される。
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この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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