今秋ドラフト候補の左腕、山村学園高の亀田優次郎投手(3年)が7月14日、夏の高校野球埼玉大会3回戦で姉妹校の山村国際高との試合に先発し、被安打2、8奪三振で完封した。183センチ95キロの大型左腕はこの夏初登板を90球で投げ切り、マダックスを達成した。中日、横浜DeNAなどスカウトが視察に訪れ、その投球を評価している。
直球とチェンジアップを操り、90球のマダックス完封
亀田優次郎投手はこの日、この日の最速は140キロ前後だったが球に勢いがあり、チェンジアップ、スライダー、カーブを織り交ぜて的を絞らせなかった。変化球も鋭く落ちた。「真っすぐに合っているなと思ったら、チェンジアップやカーブを使って打たせて取ることができた」と納得の表情を見せた。
6回に四球とヒットで1、3塁とされた以外は得点圏に走者を許さず、味方打線が6回に先制するまで踏ん張った。打たせて取る投球で球数を抑え、90球で完封。100球未満での完投勝利、いわゆるマダックスも達成した。制球もまとまり、与えた四球は1つだけだった。
昨秋から取り組むチェンジアップはカブスの今永投手を研究したもの、この春の浦和学院戦で8失点して敗れると、ワインドアップ投球に切り替えて「安定感が出てきました」と手応えを話す。
系列校対決を制し、亀田投手はエースとしての成長を強調した。「春までは結果を出そうと力が入っていたが、チームを勝たせることを考えられるようになった」(中日スポーツ)と話す。岡野泰崇監督も「きょうは簡単に点が取れないだろうが、点を取られなければ負けないと思った。しっかり投げてくれた。バッテリーで100点です」と評価した。
中日・DeNAらが視察、伸びしろに期待
この日は中日や横浜DeNAなどのスカウトが視線を送った。183センチ95キロの体格から投げ込む馬力と、自在に操る変化球が評価されている。
横浜DeNA・河野スカウト:「ここからまだ球速が上がる体格をしている」
また他のスカウトからも、「まず馬力が魅力。チェンジアップなど変化球を自在に操れるところもいい」と評価する声が聞かれた。
恵まれた体格で伸びしろの大きさを評価される大型左腕、ドラフト会議にむけて将来性をどのように評価するかが注目される。
【亀田 優次郎】 プロフィール
- 氏名: 亀田優次郎
- 所属: 山村学園高(3年)
- ポジション: 投手
- 投打: 左投
- 身長・体重: 183cm、95kg
- 主な特徴や実績: 183センチ、95キロの体格から最速144キロの直球を投げ込む巨漢左腕。カブス・今永流のチェンジアップやスライダー、カーブを自在に操り、打たせて取る投球を持ち味とする。埼玉大会3回戦の姉妹校対決では2安打8奪三振の完封勝利で90球のマダックスを達成した。NPBスカウトからは馬力と変化球、そして伸びしろが高く評価されており、今秋ドラフトでのさらなる飛躍が期待される。











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