12年ぶり4度目の夏の甲子園出場を目指す日大鶴ヶ丘の2年生内野手・鈴木陸央選手が、夏の高校野球西東京大会の初戦で「日鶴のジャッジ」の異名にふさわしい快打を放った。チームが18―0で5回コールド勝ちを収めた一戦に「6番・DH」で出場し、2回に左中間へ適時二塁打を放つなど1安打1打点と活躍。父が米国人で、ヤンキースの主砲アーロン・ジャッジ選手に憧れて野球を始めた高校通算9本塁打のスラッガーが、力強い一打で大勝発進に貢献した。
「6番・DH」で左中間へ適時二塁打、18得点の大勝発進に貢献
本職は遊撃手だが、この日は「6番・DH」で先発した鈴木陸央選手は、2回2死二塁の好機で左中間へ適時二塁打を放った。「しっかりコンタクトできた。自分は長打が一番の持ち味」(スポーツニッポン)と手応えを口にした。チームは打線が15安打を集めて18得点を奪い、5回コールドで初戦を突破。12年ぶりの夏の甲子園に向けて最高のスタートを切った。
鈴木選手は父が米国人で、小学校1、2年にかけてニューヨークに住んでいた。ヤンキースタジアムで生観戦した際に本塁打を放ったジャッジ選手の姿に魅了され、「ジャッジの本塁打を見て、日本に帰ってから野球を始めました」(スポーツニッポン)という経歴の持ち主。憧れの主砲と同じ右打者だ。
身長181センチ、体重は入学時から7キロ増えて89キロ。ウエートトレーニングも好きで、ベンチプレスは既に100キロを軽々と上げるといい、高校通算9本塁打をマークしている。一方で50メートル走は6秒2と、大柄な体ながら足も速い。萩生田博美監督は「骨格が違うし、日本人は真似のできない力強さがある。日本の高校生が持っていないパワーの持ち主」(スポーツニッポン)と評価する。
「まだパワーしかない」、NPBとMLBを見据える2年生
規格外のパワーを備えながら、本人は現状に満足していない。「自分はまだパワーしかない。正確性とかをこの1年で磨いていきたい」(スポーツニッポン)と課題を挙げる。萩生田監督も「足も速いし肩も強い。守り、打つと正確性が向上すれば、凄い選手になると思います」(スポーツニッポン)と太鼓判を押した。
将来はNPB、MLBでのプレーが目標で、「(ジャッジと)いつか一緒にやってみたい」(スポーツニッポン)と大きな夢を描く。来秋のドラフト候補にも浮上してきそうな無限の可能性を秘めた2年生スラッガーが、まずはチームの12年ぶりの甲子園出場へ、その一翼を担う。
【鈴木 陸央】 プロフィール
- 氏名:鈴木陸央(すずき・りお)
- 所属:日大鶴ヶ丘高校(2年)
- ポジション:内野手(遊撃手)
- 身長・体重:181cm、89kg
- 主な特徴や実績:181センチ、89キロの体格から放つ長打が最大の持ち味の「日鶴のジャッジ」。父が米国人で、幼少期にニューヨークのヤンキースタジアムで生観戦したアーロン・ジャッジ選手の本塁打に魅了され、帰国後に野球を始めた。高校通算9本塁打を誇り、ベンチプレスは100キロを軽々と上げるパワーに俊足も併せ持つ。夏の西東京大会初戦では適時二塁打を放ち、18―0の5回コールド勝ちに貢献した。将来のNPB、MLBでのプレーを夢に掲げ、さらなる成長が期待される。










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