昨夏の甲子園代表・明秀学園日立が、夏の高校野球選手権茨城大会3回戦で水戸農に9―3で快勝し、4回戦進出を決めた。前戦の2回戦・大子清流戦で1イニングに満塁アーチと3ランを放ち、5安打10打点と大暴れした脇山琉維内野手(3年)は、この日も「1番・二塁」で出場し、本塁打こそなかったもののリードオフマンとして3安打2盗塁と勝利をけん引した。
初回に二塁打で口火、内野安打も全力疾走でもぎ取った3安打
初戦で2本のホームランを記録した脇山琉維選手は、この日も打線の先頭でチームを引っ張った。初回に二塁打を放って口火を切ると、内野安打2本を含む3安打で勝利に貢献した。前の試合で5安打10打点と打棒を爆発させた強打が注目されるが、自身は一番の武器を「足」と話す。
この日は盗塁も2つ記録し、俊足を存分に発揮した。ボテボテの当たりも全力疾走で安打へと変えてみせるなど、打って走ってと多彩な形で得点への足がかりをつくった。圧倒的なパフォーマンスで、明秀日立の攻撃の起点であり続けている。
試合は明秀日立が初回に3点を先制した。しかし水戸農業も粘りの打撃を見せて追いついてくる苦しい展開となった。しかし終盤は6回、7回に1点ずつを加え、8回にも3点を追加して勝負を決めた。
金沢監督「寝ても覚めても土浦日大」、照準は横綱との一戦へ
金沢成奉監督は「相手の勢いに少し押され気味なところはあったけど、終始私は落ち着いてやってました」(スポーツ報知)と冷静に試合を振り返った。
そして、次戦の相手は今春の県大会を制した土浦日大だ。指揮官は「抽選が決まってから、18日にすべての照準を合わせてきた。『寝ても覚めても土浦日大だ』と(生徒に)言ってきた。試合が終わって、ぶっ倒れるくらいやり切りたい」(スポーツ報知)と大一番への並々ならぬ思いを口にした。
脇山選手も「相手は横綱。食らい付いて、自分たちのベストプレーを出す。ディフェンディングチャンピオンだが、その気持ちを1回捨てる。挑戦者として、全員でベストパフォーマンスを出す」(スポーツ報知)と拳を握った。昨夏の代表校が挑戦者として強豪に立ち向かい、2年連続の甲子園を目指す。
【脇山 琉維】 プロフィール
- 氏名:脇山琉維
- 所属:明秀学園日立高校(3年)
- ポジション:内野手
- 主な特徴や実績:「1番・二塁」でチームを引っ張るリードオフマン。前戦の大子清流戦では1イニングに満塁本塁打と3ランを放ち、5安打10打点と大暴れするなど、圧倒的な打力が持ち味。一方で自身が最大の武器と語るのは「足」で、水戸農戦でも2盗塁を記録し、ボテボテの当たりを全力疾走で内野安打にするなど俊足を発揮した。打って走れる万能型の内野手として、2年連続の甲子園出場をけん引する働きが期待される。










コメント