初の甲子園出場を目指す駿台学園の主将・中村幸太郎捕手(3年)が、7月15日に江戸川で行われた夏の高校野球選手権東東京大会3回戦の小松川戦で本塁打を放ち、チームの7回コールド勝ちに貢献した。強肩強打の右打者は「3番・捕手」で出場し、高校通算31号となる一発を左翼スタンドへ運んだ。
7―0の6回、高めのスライダーを左翼スタンドへ運ぶ
駿台学園は小松川を9―0で下し、7回コールドで4回戦進出を決めた。試合を決定づけたのが中村幸太郎捕手の一打だった。7―0とリードした6回1死、高めのスライダーを捉えると、打球は左翼スタンドへ吸い込まれた。「勝ちに貢献したかった。少し先っぽだったが、入ったかなと思った」と、打った瞬間に手応えを感じていた。
この日は6回まで2打数無安打と快音がなかった。三角裕監督(66)は、踏み込む意識が強すぎる中村捕手に「パーンとバットを放り投げるくらいで」と助言を送った。中村捕手は「三角先生は自分のことをよく知っている人で、言われた通りにするとよくなる。そのアドバイスはしっかり聞いて打席に立った」と、指揮官の言葉を結果に結びつけた。
「おかわりくん」の異名、本塁打への強いこだわり
昨夏の初戦でもソロ本塁打を放っている中村捕手にとって、この一発は高校通算31号目となったが、ホームランの数については、「大会で打たないと意味がない」と話すのみ。それでも182センチ、93キロと恵まれた体格を誇り、長打への意識は人一倍強い。
ブルージェイズ・岡本和真の長打力に憧れ、「自分が打ってやろうという気持ちの面がかっこいい」とメンタル面でもリスペクトを寄せる。右打者で、「中村」といえば、西武・中村剛也の愛称にちなんで「おかわりくん」と呼ばれるのは自然だろう。「すごい選手なので、嬉しいっすよ」と笑う。
掲げる目標は高校通算35本塁打。「35は行きたいですね」と残りはあと4本を放つため、この夏を長くしていくことが必要だ。次戦は17日に海城と対戦する。「目の前の1球をしっかり全力で戦いたい」と、自らのバットでチームを初の甲子園へ導くべく闘志を燃やした。
【中村 幸太郎】 プロフィール
- 所属:駿台学園高校(3年・主将)
- ポジション:捕手
- 身長・体重:182cm、93kg
- 主な特徴や実績:182センチ、93キロの恵まれた体格から長打を量産する右の強打の捕手。西武・中村剛也の愛称にちなんで「おかわりくん」と呼ばれ、ブルージェイズ・岡本和真の長打力に憧れる。高校通算31本塁打を誇り、東東京大会3回戦の小松川戦では左翼スタンドへ本塁打を放ち、7回コールド勝ちに貢献した。高校通算35本塁打を目標に掲げ、初の甲子園出場を目指すチームの主将として活躍が期待される。








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