大阪ガス野球部内で野球賭博発覚、日本選手権辞退

社会人野球ドラフトニュース 2012年ドラフトニュース

 大阪ガスが、野球部の36人(現部員の28人)が野球賭博を行っていたとして8月22日から活動を自粛、9月11日からの日本選手権予選も出場を辞退した。

 今年の大阪ガスはプロ注目の150km右腕・公文克彦投手や松永昂大投手、それに昨年同志社大でドラフト候補だった来年のドラフト候補・平川貴大投手など好投手がそろい注目されていたが、都市対抗は予選で敗れ出場することができず、日本選手権が全国のアピールの場だった。

 しかしこのような事件によりその舞台も無くなり、またプロ野球スカウトも「球団上層部とじっくり検討しなければならないが、常識的に考えれば指名することは難しい」と話し、ドラフトにも影響をしてくると思われる。

大阪ガスで野球部員ら36人が賭博行為 - スポーツ報知:2012/09/01

  社会人野球屈指の強豪チームで、部員らによる賭博行為が発覚した。大阪ガスによると、8月13日に同社宛てに問題を訴える匿名のはがきが届き、調査を行ったところイモづる式に発覚。野球部関係者は計52人で、そのうち19~33歳の計36人が賭博行為に手を染めていた。36人のうち現役選手は28人。残りの8人には、野球部は退部したものの現在は大阪ガスに勤務しているOBのほか、コーチも含まれている。

 

 調査では、少なくとも過去3年間にわたっての賭博行為が判明。「10年くらい前からやっていた」という証言もあったが、証拠散逸の可能性が高く、さかのぼっての調査はしないという。同社は同30日、大阪府警東署にも調査結果を報告した。全文はスポーツ報知のサイトをご覧ください。

会社に告発はがき…大阪ガス 現役部員28人が高校野球賭博 - スポーツニッポン:2012/09/01

  大阪ガス野球部は都市対抗大会で00年には準優勝し、日本選手権でも3度準優勝している。出場が決まっていた日本選手権近畿地区最終予選(11日開幕)を辞退するほか、当面の活動についても自粛。藤原人事部長は「信頼を損なう行為に対し、深く反省し、おわびを申し上げる」としたが、廃部については否定した。全文はスポーツニッポンのサイトをご覧ください。

プロ球界にも衝撃 ドラフト指名再検討も 大阪ガス野球賭博 - 産経新聞:2012/09/01

  社会人野球の名門、大阪ガスで野球賭博が発覚した31日、球界には衝撃と困惑が広がった。

 大阪ガスに7年間在籍し、2005年にプロ野球阪神入りした能見はこの日、甲子園で行われた広島戦に先発登板。「突然の話で驚いています。このようなことで大阪ガス野球部が注目されてしまって、本当に残念で仕方ないです」と球団を通してコメントした。

 同じく07年、阪神に入団した小嶋は「びっくりしました。ショックも大きいです」と述べた。

 また、大阪ガスには今秋のドラフト候補としてプロが注目する選手も在籍しているが、ある球団のスカウトは「球団上層部とじっくり検討しなければならないが、常識的に考えれば、指名することは難しい」と複雑な表情を浮かべた。

大阪ガス今秋ドラフト候補・松永&公文、練習取りやめ - スポーツ報知:2012/09/01

 大阪ガスには今秋のドラフト候補が2人いる。最速151キロ左腕・松永昂大(24)は即戦力の上位候補。関西国際大4年時も、志望届を出せば上位指名確実と評価されていた。高知高出身の172センチ左腕・公文(くもん)克彦(20)も候補。小柄ながら最速152キロの直球を投げ込む。31日、兵庫・西宮市内で自主練習を行う予定だったが、急きょ取りやめた。

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