東都リーグ・今日開幕!亜大・東浜巨投手は「肘は完治」!中大・島袋洋奨投手は開幕間に合わず

大学野球ドラフトニュース 2012年ドラフトニュース

 東都リーグが今日開幕し、亜大vs東洋大、中央大vs國學院大の試合が行われる。注目はここまで東都通算31勝21完封を記録している亜大・東浜巨投手の状態で、先日の千葉ロッテ2軍との練習試合では3回で7失点している。

 しかし東浜投手はリーグ前のインタビューで、「肘はもう完治した。良い準備ができてます」と話し、8月31日は捕手を座らせて102球のピッチングをしている。また夏には毎週1000球の投げ込みを敢行したといい状態の良さをアピールした。

 今シーズン、亜大・生田監督は東浜巨投手を2戦目の先発にすることも考えている。今春に昨年王者の東洋大がエース・藤岡貴裕投手が抜けて5位に沈んだことから、来年に繋げるために下級生を1戦目にエースとして先発させる、というもの。現時点では帝京高出身の山崎康晃投手が有力。

 しかし、1戦目に登板すれば3戦目に突入した場合に中1日開くが2戦目なら連投という事になる。東浜投手を2戦目に投げさせ、もし3戦目となった場合に東浜巨投手を投げさせることになるだろうから、非常に不安だ。また週1000球という事は1日140球を毎日続けた計算で、故障開けの肩や肘は大丈夫なのだろうか、将来を考えているのだろうかと不安になる。

 中央大学は春に肘を痛めた島袋洋奨投手が開幕に間に合わず、オープン戦にも登板していない。3週目の復帰に向けて調整をしているというが少し時間がかかりそうだ。沖縄出身で甲子園で優勝を果たした東浜巨投手、島袋洋奨投手、二人とも高校生、大学生での投球の負担でケガをしてしまった。プロ入りしていたらケガをしなかったかというとわからないが、高校野球、大学野球は、勝利だけでなく日本野球の将来の宝を守るという配慮が欲しい。自主的にそれができないのならば、連投禁止や1試合の投球制限などそういう制度を導入しても良いと思う。

東浜、右ひじ全快開幕先発…東都大学秋季リーグ - スポーツ報知:2012/09/01

 東都大学秋季リーグ戦が1日、神宮で開幕する。3季連続優勝を目指す亜大は、今秋ドラフト1位候補右腕・東浜巨投手(なお、4年)が東洋大との開幕戦で先発する。ラストシーズンを迎えるエースは右肘痛からの全快と、勝利至上主義を宣言した。一方、中大の148キロ左腕・島袋洋奨(ようすけ、2年)が左肘違和感のため、開幕カードの登板を回避することが31日、明らかになった。

 通算31勝の東浜は個人記録よりも「チームの勝利を優先」する。7季連続の開幕投手に決まったエースは、東京・日の出町の亜大グラウンドで捕手を座らせて102球の熱投。「肘はもう完治した。良い準備ができてます」と笑顔で汗を拭った。歴代5位の通算365奪三振。東洋大・大場翔太(現ソフトバンク)のリーグ記録(410)も視界に入るが、「意識はない。チームとして勝たないと」とV3に集中する。全文はスポーツ報知のサイトをご覧ください。

ドラフト目玉、右肘完治の東浜 記録ラッシュで3季連続Vだ - スポーツニッポン:2012/09/01

 東浜が主将としての責任感と危機感を胸に、マウンドに上がる。開幕投手を務める右腕は「思い残すことがないように後輩にバトンを渡したい」と、先を見ずに一戦必勝の姿勢で臨むことを誓った。

 

 今春リーグ戦では7試合で5勝1敗、防御率0・92。MVP、最優秀投手、ベストナインの3冠を獲得し、チームの2季連続優勝に貢献したが、全日本大学野球選手権決勝では早大に敗れた。今夏は週に1000球を超える投げ込みを行った。昨秋に痛めた右肘については「完治している。スタミナは問題ない」。8月の北海道キャンプでは早朝5時からランニングをこなすなど、生田勉監督は「投げ込み、走り込みは今までの倍やっていた」と期待を寄せた。

 

 注目の進路については「チームが勝つことが大前提。それで(周囲が)評価してくれれば」とまずはリーグ戦に集中する。自身の持つ通算21完封のリーグ記録更新に、大場翔太(東洋大)が持つ歴代1位の通算410奪三振まで残り45と、記録ラッシュにも期待がかかる。7シーズンで31勝を積み重ねた東浜。3季連続優勝をかけ、最後の秋に臨む。全文はスポーツニッポンのサイトをご覧ください。

亜大・東浜、プロへ手土産は3季連続V/東都 - サンケイスポーツ:2012/09/01

 打者を立たせて102球。開幕前日、東浜は気迫の投げ込みを敢行した。「いつも100球前後投げていますよ。球数は決めずに、納得がいけば終わる感じです。最後のシーズンなので、すごく楽しみ。1試合1試合に思いを込めて後輩へバトンを渡したい」最高気温32度、セミの鳴き声が響く日の出グラウンドのブルペンで、入念に球の軌道を確認。打者を外した後も5、6割程度の脱力フォームで、変化球の指のかかり具合などをチェックした。

 

 学生最後のリーグ戦は、万全の状態で臨める。昨秋に右ひじを痛め、最速152キロの直球は影をひそめた。「ひじ自体は完治しています。暖かくなっているし、不安はありません。直球の力は戻ってきた。指のかかりはいいです」と力強く復調を宣言した。

 

 自身が持つ21完封のリーグ記録や、現在31勝で亜大記録(35勝、宮本賢治氏=現ヤクルト2軍育成担当)の更新も注目される。「チームが勝つのが大前提。そこにプラスで自分の記録があれば言うことないですね」。主将らしく、チームの勝利を最優先に据えた。狙うは3季連続優勝と明治神宮大会制覇だ。「先を見すぎると足下をすくわれる。まずは来年も(1部残留で)後輩が神宮でプレーできる場所を作る。そこから上を目指したい」全文はサンケイスポーツのサイトをご覧ください。

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