今年のドラフトの目玉、早稲田大の有原航平投手が週末の明大戦でベンチ入りすることが分かった。
156km/h右腕の回復は?
早稲田大の有原航平投手は最速156km/hを投げ、今年のドラフトの目玉選手となっている。しかし夏に右肘の違和感を訴えると、秋季リーグ開幕カードにはベンチ入りもしなかった。
投球練習を開始した有原投手はこの日はシート打撃で登板し、打者4人に14球を投げて1四球に3つのアウト(三振は0)という内容で抑えた。球威なども気になる所だが、岡村監督は「ひじの痛みは無いようです。」と話し、週末の明大戦には「投げさせるつもりでベンチに入れます」と話した。
その上で内容については「まだピリッとしない所があるし、長いイニングは難しい」と話し、リリーフでの復帰となりそうだ。
プロも注目の復帰登板
週末の明大戦は阪神の中村GMを始め、プロのスカウトが集結しそうだ。ドラフトの目玉・有原投手の故障の具合や、その影響が無いかどうかをチェックし、さらに調子が挙がっていない明大の山崎福也投手も、186cmの大型左腕として魅力は十分で、即戦力でできるのか、まだ伸びしろはあるのかといった点をチェックしたい。
二人が良い結果を残し、スカウトのホッとした顔が見られるか注目だ。
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