ソフトバンクがドラフト4位の明治大・村田賢一投手に指名あいさつ、「即戦力で評価」

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福岡ソフトバンクは、ドラフト4位で指名した明治大・村田賢一投手に、福山スカウトチーフなどが指名あいさつを行った。

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ピッチトンネルの技術を持った投手

村田賢一投手は最速は150キロを代表合宿で記録しているが、普段のリーグ戦では140キロ前後のストレートと多彩な変化球で抑える投手として、東京六大学で15勝3敗の成績を残し、ドラフト会議では4位で指名された。

抜群のコントロールで「精密機械」と呼ばれる村田投手は、「渋いピッチャーが好き。コントロールで抑えていくとか、球数が少ない投手って、なんかかっこいいなって思って」と話し、「三振を狙わないわけじゃないけど、とにかく少ない球数で抑えられるように努力をしている」とスタイルを貫く。

その投球についてこの日、あいさつをした福山スカウトチーフは「制球力と試合を作る能力。特にピッチトンネルの技術を持った上、ストライク率も高い。左右の違いはあるけど、大竹や東浜のような制球力を武器とした投手として即戦力で評価している」と話し、ストレートと変化球の軌道が変わらない球などを評価しての指名となった。

プロで現在の投球がどのくらい通用するかを確認しながらとなるが、合宿で見せた150キロの球は威力があり、まだまだ潜在能力を秘めている所があると思う。プロでどんな投手になっていくのか注目したい。

2023年ドラフト会議指名選手一覧
2023年のドラフト会議は10月26日に行われ、支配下ドラフトが72人(昨年より+3人)、育成ドラフトが50人(昨年より−7人)の、合わせて122人(昨年より-4人)が指名されました。
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