九州六大学リーグでは、福岡大のドラフト候補左腕・唐仁原志貴投手が3失点完投で勝利し、ようやく今季1勝目を挙げた。
プロ注目左腕
唐仁原志貴投手は184cmの長身左腕投手で、130km/h台ながらも回転が非常に良い球を投げ、これまで明治神宮大会や大学野球選手権でも結果を残し、ドラフト上位候補の可能性のある投手だった。
しかし、今季はエースとして1戦目で先発を任されるものの、九州大戦で敗戦投手にならなかったものの失点を重ねて降板し、北九州市立大戦でも敗戦投手になるなど結果が出せていなかった。
この日の久留米大戦では9回を投げて7安打3失点、三振は4つ、四死球は2つという内容で完投し、今季初勝利を挙げた。今のところはプロのスカウトのコメントなども出ておらず、ドラフト指名も微妙な所と言える。この日の投球が本来のピッチングに近づいているのかどうかは分からないが、この初勝利で弾みを付けてほしい。
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