プロ注目の大型右腕投手、帝京長岡の茨木佑太投手がこの日、春季高校野球新潟大会で強豪の北越から10奪三振を記録、完封勝利を挙げた。8球団のスカウトが視察に訪れた。
129球完封
新潟の競合・北越と対戦した4回戦、茨木佑太投手は最後の打者を空振り三振に仕留めてほえた。「狙って取った」と話した。
この日は雨が降り続く中でマウンドも柔らかかったが、最速143キロのストレートで押す投球を見せる。安定した投球を最初から最後まで通し、長打は1本も打たせずに3塁を踏ませたのは2回と9回だけだった。
9回129球を投げて5安打10奪三振、自身初となる完封勝利に、「相手が私学だったので、自然と気持ちが入った」と話した。元プロの芝草監督も「もともと指先の感覚を持っている投手なので、うまく対応してくれた」と雨の降る中でも安定した投球を見せたエースをたたえた。
この日は巨人など8球団のスカウトが視察をした。187cmの大型右腕投手で、昨年まではスリークォーターだったのを上に挙げて「腕がすんなりと上がる」と話す。また、今年から解禁となった二段モーションにより投球も安定した。
帝京長岡は6月に大阪桐蔭と練習試合が予定されている。芝草監督と西谷監督が同学年で交友があり、「戦えるチームになったら試合を」と話していたという。茨木投手は「すごいレベルが高い相手なので、しっかり投げたいです」と話す。その前にまずは新潟大会を制すことが目標で、あと3つ勝利をして6月に全国屈指の強豪を相手にどんな投球をするのか注目したい。
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帝京長岡・茨木１０K、8強完封 ー スポニチ新潟版
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プロ注目の右腕、帝京長岡のエース茨木佑太（3年）が快投を演じた。北越を散発5安打10奪三振に抑え、4－0で自身公式戦初の完封勝ちを収めた。 ◇ ◇ … - 日刊スポーツ新聞社のニュースサイト、ニッカンスポーツ・コム（nikkansports.com）
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