【巨人ドラフト4位】中大・皆川岳飛外野手が仮契約、背番号「39」に決定し憧れの先輩・阪神森下との対決熱望

2025年ドラフトニュース

2025年11月20日

巨人からドラフト4位指名を受けた中央大学の皆川岳飛選手（22）が19日、都内のホテルで入団交渉に臨み、契約金5000万円、年俸1000万円（金額は推定）で仮契約を結んだ。背番号は「39」に決定。大学の先輩・阪神タイガースの森下翔太選手への憧れとライバル心を口にし、プロでの飛躍を誓った。

背番号は「39」、伝統の巨人軍で新たなスタート

プロ野球選手としての第一歩を記した皆川岳飛選手。提示された背番号は「39」だった。走攻守三拍子揃った外野手として、巨人の外野争いに割って入る覚悟を示した。

皆川選手にとって、阪神タイガースの若き主砲・森下翔太選手は特別な存在だ。中央大学時代、皆川選手が背負った背番号「6」は、森下選手から継承したもの。「大学時代から憧れの存在」と公言してはばからない。

「こういうプレーヤーになりたいなという思いが高まっていく中でプロの世界に入る。負けたくないですし、お会いしたらアドバイスしていただきたいです」

憧れの背中を追いかけ、今度はプロの舞台、それも「伝統の一戦」と呼ばれる巨人対阪神の舞台で対峙することになる。「憧れ」を「越えたい壁」に変え、後輩は先輩に全力で挑む。

試合の中で、牧選手や森下選手のように「頼りきれる」、という所までは行かなかったものの、ホームランの弾道は二人を凌ぐ圧倒的なものを見せる事がある。長距離砲としてのポテンシャルの高さを、技術を磨いて活躍につなげたい。

氏名： 皆川岳飛（みなかわ・がくと）
所属： 中央大学（22歳）
出身： 群馬県（前橋育英高校卒）
ポジション： 外野手
投打： 右投左打
主な特徴や実績： パンチ力のある打撃と俊足を兼ね備えた身体能力の高い外野手。中央大では阪神・森下翔太のつけた背番号6を継承し活躍。2025年ドラフト会議で読売ジャイアンツから4位指名を受ける。背番号は39。