東北楽天が地元の遊撃手、仙台育英の平沢大河選手をドラフト指名候補としてリストアップをしていることが分かった。長年課題になっている遊撃手候補として注目している。
センターライン強化
東北楽天は今年の補強ポイントとして、センターラインの強化を掲げている。投手では松井裕樹投手、安楽智大投手など若くて力のある投手を獲得しているが、捕手や遊撃手は毎年補強ポイントに挙がり、特に遊撃手については、トレードなどでベテランを獲得しながら繋いでいる。
そこで今年は遊撃手の候補として、東京六大学で100安打を記録した立教大・大城滉二投手などにも注目しているが、昨年秋の明治神宮大会決勝でチームを優勝に導く2ランを放ち、50m6.2秒の足と遠投105mの高い身体能力のある仙台育英の平沢大河選手にも注目をしてきた。
球団関係者は「地元の選手であり、いい選手に間違いない」と話す。東北楽天としては、地元、課題の遊撃手としてピンポイントでハマる形であり、指名の可能性が高いと見られていた。
しかし、平沢選手については打撃で悩むと状態が戻るまで時間が長かったり、守備でも高い身体能力を見せるが、甲子園でも暴投するなど課題もあるため、プロでは育成の時間が必要となりそう。なので東北楽天は遊撃手を複数人指名する可能性もある。
東北楽天、仙台育英・平沢熱視線 スポーツ報知紙面 2015/6/16
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