夏の高校野球栃木大会では、白鴎大足利が登場し、147キロ左腕でプロ注目の北浦竜次投手が登板した。
5回2安打3奪三振
181cmの長身左腕で最速147キロを投げる北浦竜次投手は、この日の宇都宮短大付戦で先発すると、5回を投げて2安打3奪三振で無失点に抑え、チームも5回コールド10-0で勝利した。
しかし北浦投手は、最速141キロだったストレートに、スライダー、カーブなども納得がいかず、「真っすぐで押す自分の投球ができなかった。早く体が開いてシュート気味になった直球を三塁打にされた」と話し反省していた。
最後の登板は、6日前の樹徳との練習試合で中5日で登板したこの日の北浦投手だが、藤田監督によると、土日の練習試合では「2日目の方が好投する」といい、「間隔が空きすぎて肩が軽すぎたのではないか」と話した。
8球団スカウト視察
大型左腕投手としてプロの注目度は非常に高い。この日は8球団のスカウトが視察に訪れたが、
広島・苑田スカウト部長:「きょうは初戦だったし、もっとスピードが出ると思う」
中日・正津スカウト:「この前は145キロを投げているのを見ているし、腕の振り自体は変わらずいい。肩周りの柔らかさを感じる」
と、この日の投球はスカウトにとってもこれまでの評価に比べればまだまだという投球だったのだろう。しかし、これまでの評価が下がることはなく、次の登板に期待をしている様子だった。
プロ志望をすればドラフト会議での指名はあると思う北浦投手だが、この夏の投球を経て、どのような進路の決断をするのかにも注目される。
2017年度-高校生投手-左投のドラフト候補リスト
2017年度-高校生-栃木県のドラフト候補リスト
広島・苑田スカウト統括部長
「きょうは初戦だったし、(今後は)もっとスピードが出ると思う」中日・正津スカウト
「この前は145キロを投げているのを見ているし、腕の振り自体は変わらずいい。肩周りの柔らかさを感じる」
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