滝川二にまたスピードスターの存在、高松渡投手はファーストまでの走塁が3.5秒を切った事もあるという怪足の持ち主で、既に10球団以上のプロのスカウトが視察し、「3巡目で消えるかも」という声もあったという。
プロでもトップクラス
高松渡選手は176cmの内野手で、左バッターで3番を打ち左右に打ち分ける打撃を見せる。3月9日の履正社との練習試合では、3番レフトで出場すると、5打数4安打を記録した。
そして何より注目されるのはその足で、一塁到達タイムが平均で3.8秒、山本監督によると「3.5秒を切った事もあった」という。履正社との試合では3つの盗塁を記録していた。
この高松選手には既に10球団以上のスカウトが視察に訪れており、あるスカウトは「3巡目で消えるかもしれない」と話すなど、その評価は高い。高松選手も注目されていることを意識し、プロ入りの夢が広がっているという。
最後の夏に
滝川二では2年前に根来祥汰選手(三菱重工神戸・高砂)が、やはりファーストまで3.8秒で走る足に注目されていたが、それを上回る俊足に、プロの期待も高まっている。
外野手で広い守備範囲を見せている高松選手だが、今年の夏はショートを守るという。この夏に活躍すれば、高松選手の名前はどんどん大きく取り上げられるようになっていくだろう。
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春の練習試合で得た大きな自信。この一戦を機にプロ入りの夢はどんどん膨らんでいった。既に10球団以上が視察した逸材。「3巡目で消えるかもしれない」と話すスカウトさえいる。広角へ打ち分ける打撃センス、足を生かした広い守備範囲、シングルヒットでも二塁を狙える脚力。まだ無名に近い存在だが、走攻守で無限の可能性が詰まっている。
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