広島大会では崇徳高校が広島工大高に2-12でコールド負けした。早ければ秋にも、元早稲田大監督の応武篤良氏を監督に招へいする。
崇徳高校OB
春夏5度の甲子園に出場し、センバツで優勝もしたことがある広島の強豪・崇徳高校だが、1993年のセンバツ大会以来、甲子園から遠ざかっている。この日の広島大会・準々決勝でも、広島工大高に2-12で6回コールドで敗れ、力を見せられなかった。
夏凱割、新チームがスタートする崇徳高校だが、同校OBで、OB会長も務める元・早稲田大監督の応武篤良氏が監督に就任し、新チームから指導を始める予定であることが分かった。応武氏は新日鉄君津の監督としてチームを育てると、早稲田大では、斎藤佑樹投手、福井優也投手、大石達也投手などを擁して日本一になるなどの実績を持つ。
広陵、広島新庄が強さを見せる広島県で、広島商、崇徳、如水館、瀬戸内、そして呉や尾道など力のあるチームがひしめく広島で、応武監督の力で崇徳が再び甲子園出場ができるか、この日のコールド負けから新たなスタートとなる。
崇徳が名門復活へ切り札を切る。同校OBの応武氏を新監督として招く。春夏合わせ5度、甲子園に出場し、選抜大会優勝経験がある同校は、93年の選抜を最後に聖地から遠ざかっている。もう一度、甲子園へ戻るためにチームは名将の手に託された。
選手の育成手腕に期待が集まる。新日鉄君津(現新日鉄住金かずさマジック)や早大監督時代には数多くの選手を育て、チームを常勝軍団へと導いた。早大では斎藤佑樹(日本ハム)や福井優也(広島)、越智大祐(元巨人)らをプロの世界へ送り出した。
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