星稜高、竹谷理央選手が1試合4本塁打&南保良太郎選手が大会5本塁打

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石川大会では決勝戦が行われ、星稜高が22-0で金沢学院を圧倒し甲子園出場を決めた。竹谷理央選手が1試合4本塁打、南保良太郎選手も今大会5本のホームランを放った。

投打に圧倒

この日の星稜は初回、4番の南保良太郎選手がフルスイングで右中間に2ランホームランを放すと、5番の竹谷理央選手もライトスタンドにホームランを放ち、アベックホームランを記録した。南保選手はこれまで2本のホームランを放っており、また竹谷選手は、この日は外野手として出場しており、投手としての重圧が無くのびのびと打撃をしていた。

そして4回、竹谷選手が2本目を放つと、7回には再び、南保&竹谷のアベックアーチ、そして8回にも2イニング連続でアベックアーチが飛び出した。3度のアベックホームラン、竹谷選手が1試合4本塁打、南保選手が1試合3本塁打、そして南保選手は今大会5本塁打とした。

また、投げては2年生エースの奥川恭伸投手が先発すると、9回を3安打8奪三振で完封した。今大会、星稜は7人の投手が登板し、ここまで無失点を続けている。試合はワンサイドゲームとなったが、奥川投手はエースとして無失点と戦っていた。ようやく終わりが見えてきた9回に、この日最速の146キロを記録した。「すごい援護で、打つ方が目立っていましたけど、僕は完封を課題に投げました。自分との戦いでした」と話した。

奥川投手は、「狙える場面があれば、1度くらいは150キロを出してみたい」と話し、春に続いて出場する甲子園での150キロ越えを目標とした。

春ベスト8の星稜が、春以上の超強力打線と投手陣で甲子園に乗り込んでくる。甲子園では100回記念大会という事で、松井秀喜氏も始球式で登場する。

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 南保が打てば、竹谷が続く。星稜の“NT砲”が、1、7、8回に3度のアベック弾を放つなど、2人で計7本塁打と大爆発。7本塁打、1三塁打、9二塁打を含む28安打22得点の猛攻に、一塁側スタンドは得点時に演奏される「星稜コンバット」が鳴りやむことがなかった。

 “ゴジラ”を超える本塁打ラッシュだ。星稜時代の松井氏と同じ「4番・サード」の南保は、今大会5本塁打。松井氏が1990~92年の3大会で記録した石川大会個人通算本塁打記録4本を、1大会で塗り替えた。竹谷はわずか1試合6打席で、松井氏の3年分の記録に肩を並べた。高校通算25本塁打の南保は「記録を超えたのは素直にうれしい。だけど松井さんを超えたなんて、口が裂けても言えない」と恐縮した。

 星稜のスコアボードに次々と得点が刻まれても、奥川は淡々とゼロを並べ続けた。「すごい援護で、打つ方が目立っていましたけど、僕は完封を課題に投げました。自分との戦いでした」。大量リードにも隙を見せず、3安打8奪三振で完封。チームの大会全5試合無失点優勝に貢献した。

 クールさを貫いた。南保、竹谷のアーチ攻勢など歴史的猛打でワンサイドゲームだっただけに「あまり実感がわかない。甲子園に乗り込んだら、アドレナリンが出てくるんだと思います」。唯一のピンチだった7回1死満塁では、狙い通りの遊ゴロ併殺打で切り抜けたが「もっと低めに投げないと。甲子園までに修正する。きょうは50点くらいです」と厳しかった。

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