根尾昂選手が格の違い、4安打7奪三振1失点で完投、広島・ヤクルトなど4球団視察

大阪桐蔭, 根尾昂

大阪桐蔭が金光大阪に2-1で勝利、接戦だったものの根尾昂選手が格の違いを見せる投球だった。

格の違い見せる

この日、先発を告げられた根尾昂選手は、「柿木が1勝で横川が2勝。自分だけ勝っていなかったので、早く投げたい気持ちが強かった。今朝、先発と言われて、よし来た、と思った」と話した。センバツ優勝投手が満を持しての登板だった。

この日は大阪桐蔭にとって流れが良くなかった。攻撃では鋭い当たりが飛ぶものの、打球は正面を突く。逆に金光大阪の打球は間に落ちたりし、4回には1点を失った。また根尾昂投手も外角のぎりぎりのところにストレートを3球連続で投げたものの、ストライクと言われて良い所だが、審判が手を上げなかった。審判と戦っているような場面も感じられた。

それでも根尾選手は、140キロ中盤のストレートとスライダーで、1失点以降はヒットも許さず、9回4安打1失点、7つの三振を奪って勝利に貢献した。「今日から大阪のトップレベルの厳しい戦いになると思っていたし、ゾクゾクした感じも必要なので、今日はいい勉強ができた」と、接戦を勝利したことを喜んだ。

プロスカウト評価

この日は広島、ヤクルト、東北楽天など4球団のスカウトが視察に訪れ、広島の鞘師スカウトは「関西では間違いなく一番いい投手。スライダー、ボディーバランスがいい」と話し、関西NO.1投手と評価した。

東京ヤクルト・橿渕編成部スカウトグループデスクも「マークが厳しい中でも余裕みたいなものを感じる。常に同じパフォーマンスを出せている」と話し、「どちらがいいのか迷う」と、野手として評価しているものの、この日の投球を見ると、投手としての可能性も大きく感じられ、迷いも見せている。

個人的には根尾投手を投手として評価しているが、フルスイングの打撃も捨てがたい。プロに入ってもどっちがいいかの結論はでず、そのまま二刀流という形になるのではないかと思うくらい、両方の能力を捨てがたい。

次はライバル・履正社と対戦する。春の王者・大阪桐蔭だが、厳しい戦いが続いていく。

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「柿木が1勝、横川が2勝していて、自分も早く投げたい気持ちが強かった。今朝、先発と言われて『よし、来た!!』と思った」
 チームはここまでの全3試合でコールド勝ち。先制してリードし続け、余裕がある試合運びを続けてきた。張り切って上がったマウンドだったが、苦しい展開が続いた。
 1点リードの四回に今大会初めて同点に追いつかれた。3試合で39点を奪った打線も決定打を欠いた。
 それでも五回1死三塁で井阪太一内野手(3年)の右翼線適時二塁打で勝ち越すと、ギアを入れた。五回以降は安打を許さず、9回4安打1失点で完投。7三振を奪って、最少リードを守り抜いた。

それでいて、マウンドでは冷静かつクレバー。5回は、相手の打ち気を逆手に取り、わずか4球で3人を片づけた。4球団が視察し、広島の鞘師スカウトは「関西では間違いなく一番いい投手。スライダー、ボディーバランスがいい」と評価。この日は4打数無安打だったが「いろんな可能性(野手や投手、二刀流)を考えている」と明かした。

この日はプロ4球団が視察。ヤクルト・橿渕編成部スカウトグループデスクは根尾について「マークが厳しい中でも余裕みたいなものを感じる。常に同じパフォーマンスを出せている」と堂々とした投球に惚れ惚れ。走攻守三拍子がそろい、野手としての評価が高いが「(投手と野手で)どちらがいいのか迷う」と“うれしい悩み”を持ち帰った。

「ここからが本当のトップレベルの戦い」と位置付けたマウンド。4回に3本の長短打で1点を失ったが、5回以降は内角直球とスライダーがさえ、本塁を踏ませなかった。広島、楽天など4球団が視察する中、7三振を奪い「早く投げたい気持ちでした。先発と聞いて“よし、きた!”って感じでした」と笑った。


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