国学院栃木のプロ注目遊撃手・農作力内野手(3年)が7月15日、エイジェックスタジアムで行われた夏の高校野球栃木大会2回戦の矢板中央戦に「2番・遊撃」で出場し、同点適時打を含む3打数2安打2打点の活躍を見せた。春夏通算6度の甲子園出場を誇るチームは9-3で勝利し、3回戦進出を決めた。身長184センチの大型遊撃手は守備でも強肩と柔らかなハンドリングを披露し、視察に訪れたNPB球団のスカウトから「高校生上位クラス」と高い評価を受けた。
1点を追う3回、外角の直球を逆方向へはじき返す同点打
試合は序盤、国学院栃木が1点を追う展開となった。3回1死二、三塁の好機で打席に入った農作力内野手は、フルカウントから外角の直球を逆方向へはじき返し、同点の右前適時打とした。続く3番・池谷挑夢捕手(3年)の左犠飛でチームは勝ち越しに成功した。
農作内野手は4回の好機でも緩いカーブを捉えて左前へ運び、2打席連続の適時打。「初球から振る意識でしたが、追い込まれたので逆方向に。流れが少し悪い中で、どんどん振っていったのがよかった」(スポーツ報知)と手応えを口にした。
評価の高い守備力でも見せた。5回、先頭打者が放った難しいバウンドのゴロを華麗にさばくと、一塁へ矢のような送球。攻守にわたる充実ぶりに、ネット裏で視察したNPB球団のスカウトも、「肩がよくてハンドリングもいい。打撃も春から成長しているし、守備だけでも面白いと思える選手。高校生上位クラス」と評価した。
木製バットで磨く打撃、母への恩返しは4年ぶりの甲子園で
打撃を磨いている。コンタクト力向上のため、春の県大会では木製バットを使用。この試合は金属バットで臨んだが、前日の打撃練習では木製を握って感覚を調整した。「木製を使うのは、しっかり当てる練習をするため。自分のバッティング向上のために監督の勧めもあって使っています」と、苦手意識のあった打撃の向上へ日々努力を重ねる。
ジャイアンツファンで、憧れは巨人・坂本勇人選手。同じ右投右打の遊撃手として「自分と同じ高身長で、守備がうまい。バッティングもチャンスに強い」と意識する存在だ。
農作内野手は「とにかく初球から振っていくことを意識して。積極性でチームに流れをもっていきたい」と話し、甲子園で大型遊撃手の華麗なプレーを見せる事を目指す。スカウトが上位クラスと認める世代屈指の大型遊撃手が、今秋のドラフト戦線を賑わす事になりそうだ。
【農作 力】 プロフィール
- 氏名: 農作力(のうさく・ちから)
- 所属: 国学院栃木高校(3年)
- 出身: 東京都江戸川区(小・中学時代は東京江戸川ボーイズでプレー)
- 生年月日: 2008年9月17日(17歳)
- ポジション: 内野手(遊撃手)
- 投打: 右投右打
- 身長・体重: 184cm、74kg
- 主な特徴や実績: 身長184センチの大型遊撃手。強肩と柔らかなハンドリングを併せ持ち、NPB球団スカウトから「高校生上位クラス」と評価される。国学院栃木では1年秋にベンチ入りし、コンタクト力向上のため木製バットを練習に取り入れるなど打撃強化にも余念がない。栃木大会2回戦の矢板中央戦では2打席連続適時打を含む3打数2安打2打点と躍動した。憧れの巨人・坂本勇人選手のような攻守で頼れる遊撃手として、4年ぶりの甲子園出場、そしてその先のドラフト指名を目指す。










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