阪神ドラフト1位・森下翔太選手が2軍キャンプで柵越連発、岡田監督「見とったらわかる」と紅白戦招集へ

阪神ルーキーニュース

阪神が昨年のドラフト1位で指名した森下翔太選手が、2軍キャンプのフリー打撃で78スイング中15本の柵越えを見せた。視察した岡田監督も絶賛し、紅白戦、そして1軍合流を示唆した。

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「パワーアップしているのかなと」

78スイング中15本の柵越え、特にカーブのマシンでの打撃では、逆方向を意識するスイングでバックスクリーンへ4本、右中間と右翼にそれぞれ1本ずつ放り込んだ。「引っ張るだけじゃなく逆方向、センター方向に伸びる打球が打てるというのが持ち味だと思うので、そういう形でバックスクリーンに入ったのは良かった」と話した。

観客からも拍手が起こる迫力のフリー打撃に、森下選手は「飛ぶところはしっかり飛んでくれたので、パワー自体は戻ってくるどころかパワーアップしてるのかなと」と手応えを感じていた。そしてそれを見ていた岡田監督も「良さっていうか、もう見てのまんまやろ、そんなん。見とったら分かるやんか」と話して絶賛した。

森下選手が新人合同自主トレでは右足の肉離れによって別メニューでの調整をしており、キャンプは2軍スタート、そして2月11日、12日の1軍、2軍合同紅白戦も回避することが濃厚だった。しかし、岡田監督はこのスイングを見て、「呼ぶよ。1打席ぐらい立たせたろかと言うとったけど」と、出場をさせることを明言した。

さらに、「あと10日とかそれぐらいで合流できれば十分取り返せる。15に楽天戦があって、16もあるみたいやからそのへんで出られたら」と話し、15日、16日の2軍の実戦を経て、2月17日あたりで1軍合流というプランも示した。

阪神はセンターに近本選手、ライトには新外国人のノイジー選手が有力とされており、ライトでは新外国人のミエセス選手や井上選手、島田選手などが1軍にいる。森下選手が1軍キャンプの終盤戦でまくっていく姿を見たい。

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