東都リーグ2部の立正大vs青学大の3回戦は、青学大が勝利し勝ち点を獲得、首位立正大に並んだ。このカードまで無敗だった立正大は勝ち点を落とした。
黒木投手は登板せず
立正大は1回戦で1失点完投勝利をしている153キロ右腕の黒木優太投手の先発の予想もあったが、坂田監督は「黒木は1回戦でベースカバーに入って転倒した時、右肩に違和感が出たようだ。」と話し、2回戦ではリリーフで待機するのも厳しいということで、この日の先発を回避した。
ただし、黒木投手は試合中にブルペンで投げており、「昨日は腕が上がらなかったが、今日は問題なく投げられた」と話した。
立正大はこれまですべて2連勝だったので、1回戦と3回戦に登板という事はなかったが、リーグ戦も終盤に入り疲労も出てきているようで、1回戦は1失点に抑えたものの10安打を許していた。次週は試合がなく次の登板は5月17日、時間を空けて肩の調子を整え、1部昇格をかけた最終戦に挑む。
青学大が並ぶ
一方、青学大はエースの岡野祐一郎投手が先発し、7回を5安打5奪三振で1失点に抑え勝利投手となった。これで岡野投手は3勝2敗となり防御率は1.23で黒木投手に次いで2位となっている。青学大はこれまで3カードを終えているが、すべて初戦を落としながら2勝1敗で勝ち点を取っている。岡野投手も3カードを終えた時点で6試合目の登板となっており、やや負担は大きい。
残りは拓大と東農大のカードを残す。共に勝ち点3で、4カードを終えて7勝2敗の立正大、3カードを終えて6勝3敗の青山学院大、どちらが1部に挑戦できるのか、終盤戦を迎える。
試合後、坂田精二郎監督は「黒木は1回戦でベースカバーに入って転倒した時、右肩に違和感が出たようだ。昨日、後ろで用意するよう言ったが厳しいということだったので、大事をとった」と説明。
黒木は試合中もブルペンで投球練習し、待機したが出番はなし。「昨日は腕が上がらなかったが、今日は問題なく投げられた」と軽症を強調した。
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