国学院大は、プロ注目の川村啓真選手のホームランで先制すると、先発した4年生の池内瞭馬選手が8回途中まで無失点の好投を見せた。
完封リレー
国学院大は初回、2番に入っているプロ注目の川村啓真選手がソロホームランを放ち先制をした。「2ストライクに追い込まれていましたが、しっかり自分のスイングで変化球が浮いてきたところをとらえることができました。少し風で戻されましたが、ホームランになってうれしく思います」と話した。
川村選手は172cmと上背は無いものの、ミートポイントがよくバットに当たると打球が伸びる選手。今年は背筋を痛めて出遅れていたが、3月24日に東北福祉大とのオープン戦で初出場をすると、その後、シート打撃などで急ピッチでリーグ戦まで仕上げていた。
この日のホームランで大学通算5号となった。これからホームランを量産したい。
そしてこの日先発した池内瞭馬投手も好投を見せた。185cm78kgの体があるが制球を重視したピッチングを見せる。昨秋にリーグ戦初登板をしているが、「初めての先発だった昨秋の立正大戦はボール先行で崩れていたので、オフはストライクが取れるようにフォームも変えてきた。」と話す。
この日は7回2/3を投げて3安打8奪三振3四死球で無失点に抑え、最後は3年生の楠茂将太投手が1回1/3をノーヒット無失点、2人で完封リレーを完成させた。
池内選手も野球人生が先につながるような好投を見せる。球速もまだ伸びそうな感じもするので、今後も見てゆきたい。
1回1死、川村はカウント2-2から、駒大の先発福山優希(3年=八戸学院光星)の変化球をとらえて右中間スタンドへ運んだ。大学通算5本塁打となり「2ストライクに追い込まれていましたが、しっかり自分のスイングで変化球が浮いてきたところをとらえることができました。少し風で戻されましたが、ホームランになってうれしく思います」と振り返った。
185センチ、78キロの池内は「初めての先発だった昨秋の立正大戦はボール先行で崩れていたので、オフはストライクが取れるようにフォームも変えてきた。先発も中継ぎも両方を(鳥山監督から)いわれているので、がんばっていきたい」と初勝利の喜びもそこそこに次への意欲を示した。
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